16 June 2025
全社DX大会
5月28日、第4回「全社DX大会」を開催し、5つの事業部門と営業部門、研究部門から、それぞれのDX推進方針と取組事例を報告してもらいました。
当社グループにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、全社で取り組んでいる「SEQCDD※」の改善・強化をデジタル技術の活用によって加速・深化させていくことと位置づけています。私が委員長を務める「DX推進委員会」で策定した「全社DX計画」の下、各部門がそれぞれの「部門DX計画」を実行し、着実に成果が生まれています。
報告では、設備自動制御による生産コスト低減、人的ミス防止の仕組みによる重大クレームゼロ化など、いずれもデジタル技術をうまく活用して各部門の課題の解決につなげている良い事例があり、各部門相互に参考になるものでした。私たちの日常生活がデジタル技術で便利になってきているように、社内の業務や生産活動の中でもデジタルの活用が進み、「SEQCDD」改善強化の加速・進化が着実に進んでいることを確認できました。
「全社DX計画」策定から4年が経過し、各部門でのデジタル活用が定着してきたことも踏まえ、これからは各部門の主要な事業課題をDXで解決する取組みをさらに拡大していく必要があります。難しい取組みも増えると思いますが、各部門で積極的にチャレンジして頂くことを期待しています。

※SEQCDD:S(Safety:安全)、E(Environment:環境)、Q(Quality:品質)、C(Cost:価格)、D(Delivery:物流、納期)、D(Development:研究開発)
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