環境に関する取り組み

Sustainability Efforts

環境マネジメント

住友電工グループ経営理念に基づき、地球的視野に立った、環境保全への取り組みを経営の最重要課題の一つとして位置づけ「環境方針」を制定しています。

グリーンな環境社会の実現

中期経営計画2025の目標の一つとして国内外の当社グループ各社が参加する「Go for Green 2025」を推進しています。Go for Greenは住友電気工業株式会社の登録商標です。

気候変動への対応

温室効果ガス削減にそれぞれの部門が積極的に取り組んでいます。

廃棄物・省資源

住友電工グループでは、従来、資源枯渇、処分場枯渇問題に対して、廃棄物排出量の削減、リサイクル化に取り組んできました。近年、世界人口の増加、経済発展に伴う資源枯渇問題、海洋プラスチックごみ問題が注目され、循環型社会への移行が課題となっています。当社グループとしても引き続き重要な課題と考え、活動を進めていきます。

化学物質管理

化学物質の管理を徹底し、国内外の法令の遵守に努めます。また、環境汚染の原因となる化学物質の削減、全廃を目指します。

水管理

近年、地球温暖化に伴う地球環境への影響が大きく取り上げられるとともに、水資源の問題も操業に大きな影響を与えうるリスクの一つとして顕在化してきており、住友電工グループも投資家やお客さまからその対応を求められています。水に関する課題には、供給量の不足だけでなく、水質の悪化、洪水被害、行政による規制強化、周辺地域社会との関係などがあります。当社グループでは、これらの課題の現状把握と対策に取り組んでいます。

生物多様性

企業活動を進めるにあたって原材料の調達や製品製造などの形で自然からの恵み(生態系サービス)を受けており、事業活動の継続のために、生態系の保全、地域の環境保護への貢献が必要と考えています。

グリーンな地球環境への貢献製品

環境配慮製品の提供の拡大を環境方針に掲げ、取り組んでいます。製品の評価から社会貢献量の算定までを実施し、エコマインド製品、エコ製品といった段階に分類することで、新製品開発に環境配慮のスペックをフィードバックしています。また、2023年度からはグリーンな環境社会の実現に貢献する中期目標「Go for Green 2025」で、グリーン貢献(グリーンな環境社会の実現に貢献する事業)に該当する製品の売上拡大を掲げています。