光ファイバ関連製品
2024年09月02日 「THE STORY:WorldSkills LYON 2024」動画公開のお知らせ
2024年07月08日 「光配線ソリューション」ページ刷新のお知らせ
2024年05月30日 ドロップ中間接続「USE CASE動画」公開のお知らせ
2024年05月16日 ホットジャケットリムーバJR-7製品動画掲載のお知らせ
2024年04月01日 Optigate2024 カタログ発行のお知らせ
2024年03月01日 FlexULC®Proコネクタ 極性変換動画掲載のお知らせ
2023年06月12日 デュアルヒータで超高速補強を実現!
2023年06月05日 光クロージャMJC-KD3シリーズ出荷台数100万台突破のお知らせ
2023年06月01日 LAN配線にはスロット型光ケーブルを推奨します!
2023年05月12日 光ファイバ融着接続機スペシャルムービー公開のお知らせ
2023年03月01日 当社主催「光講習会」のご案内
2023年03月28日 プレ配線型光接続箱ご案内動画リニューアル掲載のお知らせ
2022年07月25日 寒冷地融着「USE CASE動画」公開のお知らせ
2022年06月21日 融着接続機TYPE-201+製品動画リニューアル掲載のお知らせ
2021年06月03日 光ファイバカッタFC-8R 製品動画掲載のお知らせ
2021年05月21日 融着接続機 Special Movie 「The FUSION INVESTIGATOR」公開
FAQ
光ケーブルは、どれくらい曲げられますか?
一般的に、ケーブル外径の10 倍か、または収納している光ファイバの最小曲げ半径か、いずれか大きい数値がケーブルの許容曲げ半径となります。光ファイバの許容曲げ半径は通常の30mm ですので、ケーブル外径がいくら細くても、30mm 以下に曲げることはできません。なお、 住友電工は、許容曲げ半径15mm のMM ファイバ「PureEther-Access」とSM ファイバ「PureAccess-PB」、7.5mm のSM ファイバ「PureAccess-A2」を開発。光ケーブルの曲げ半径に革新をもたらしています。
マルチモード光ファイバのコア径50μmと62.5μm仕様の違いは何ですか?
コア径62.5μ m 仕様は米国で広く用いられ、50μ m 仕様は国内で一般的な仕様です。62.5μ m と50μ m では使用する伝送機器が異なりますが、62.5μ m 仕様はコア径が大きいので伝送機器との結合が容易になり、機器の価格が安価になります。50μ m 仕様は機器の価格は相対的に高くなりますが、光ファイバの帯域が広帯域になるメリットがあります。近年では広帯域光ファイバを使用したギガビットイーサ、10 ギガビットイーサの普及によってコア径50μ m の仕様が主流になりつつあります。
防湿・防水機能をもつ光ケーブルには、どのようなものがありますか?
主にLAP シース型とWB 型があります。LAP シース型は、シース内面にアルミニウムテープを溶着し、防湿・防水機能をもたせていますが、シース損傷などによる浸水時には、ケーブル内を走水することがあります。一方、WB 型はケーブル心に吸水テープを巻き、防湿・防水機能をもたせているため、浸水時に吸水材が膨張し、走水を防止できます。
モードフィールド径の異なるSMファイバを接続したときに、接続損失が大きくなってしまいました。どうすればいいですか?
光ファイバの接続損失の測定にはOTDR法が広く使用されていますが、モードフィールド径の異なるファイバの接続損失を測定した際には、真の接続損失と異なる「見かけ上」の接続損失が測定されます。 OTDR法では、光ファイバに入射した光の後方散乱光を受光することで測定を行います。後方散乱光の発生する割合を後方散乱係数と呼びますが、モードフィールド径の異なるファイバでは、この後方散乱係数が異なります。パルス入射側ファイバの後方散乱係数より、出射側ファイバの後方散乱係数が小さい場合、出射側ファイバから戻ってくる光のレベルが低下して見かけ上の接続損失が大きく測定されます。 反対からパルス入射した場合は、真の接続損失よりも見かけ上小さく測定されます。 しかし、両側からOTDRを測定し、その値の和をとって2で割ることにより、見かけ上の損失はキャンセルされ、真の接続損失を求めることができます。 同じSMファイバどうし(モードフィールド径9.2μm)を接続した場合でも、モードフィールド径は±0.4μmの仕様公差内で異なっていますので、正確な接続損失を知りたい場合には、両側からの測定が必要になります。
光コネクタの接続損失は、どのような方法で測定すればよいですか?
●シングルモードの場合
図1のように、測定系を構成します。
(JIS C 5961に準拠した方法)
被測定コネクタにパワーメータを直接つなげられない場合(パネル等にアダプタが搭載されている場合等)、図2のようにマルチモードファイバのパッチコードを受け側に使用します。
●マルチモードの場合
定常励振モードで測定するために、図3のように励振器※を測定系に導入します。
※測定するファイバと同種の長尺ダミーファイバ、およびGSGG型励振器(従来より通信事業者等が使用)。
LED光源を使用する場合、図4のように1.5dBモードスクランブラを作成して、図3の励振器の代替とします。
(JIS C 5961による方法)
クロージャを開閉する際、再組立に必要な部材は何ですか?
カタログ掲載しております弊社クロージャは、追加部材不要です。
弊社では、通常、再組立に必要となる部材グロメット・ガスケットにシーリングテープの不要な低硬度ゴムを採用しているため、再利用が可能で部
材交換無しで再組立が可能となっております。
ただし、再組立作業時にグロメット・ガスケットにキズや変形などがある場合は交換が必要になります。交換要否は現品目視でしか判断ができない
ため、現地調査後、施工前に個別部材単位でご用意していただくことも推奨しております。
部材販売も実施しておりますので、各営業窓口へお問い合わせ下さい。
架空専用クロージャの定期点検、部品交換は必要ですか?
設置後約10 年以降を目安に定期点検の実施、スリーブの交換を推奨しております。弊社架空専用クロージャのスリーブは、スリーブ開閉時折り曲げのため、ヒンジ部を有する構造となっております。設置環境や使用履歴に起因し、クロージャの設置から早いものでは10 年程度経過すると、スリーブヒンジ部分に亀裂が発生する現象が現れます。この現象は、紫外線やスリーブ開閉時に繰り返し与えられるストレス等により、可動部であるスリーブヒンジ部分が真っ先に寿命を迎えていると推定しております。クロージャを長期間ご使用いただくために、定期点検の実施をお願いいたします。