五方よし

マルチステークホルダーキャピタリズム

「五方よし」(マルチステークホルダーキャピタリズム)は、住友の経営理念に基づいて当社の経営トップに⾧年にわたって引き継がれ、経営のマネジメントにおいて実践されてきた考え方です。

住友電工グループは、「テクノロジーツリー経営」のもとで技術をベースとする多様な分野の事業を展開しています。コロナ禍のときがそうであったように、一部分野の事業が短期的に困難な事態に直面したとしても、グループ全体での「ゴーイングコンサーン」としての成長を着実に確保し、その成果の還元を実現してきました。前中計に続き「中期経営計画2028」においても、「住友事業精神」と「住友電工グループ経営理念」のもと「公正な事業活動を通して社会に貢献していく」という当社の経営における不変の基本方針を再確認し、 

  • ●「五方よし」というマルチステークホルダーキャピタリズムの考え方に立ち、グループの成長の成果をステークホルダー、すなわち「お客様」、
  • 「従業員」、「お取引先」、「地域社会」、「株主・投資家」に着実に還元していくという経営の考え方を改めて明確に示していること
  •  
  • ●それぞれの還元に関して、具体的かつ定量的な指標・目標を掲げて取り組んでいくこと
を示しています。

「中期経営計画2028」 主な指標と目標

お客様

■ 確かな技術力で革新的な製品を提供
■ ニーズに応える高品質で安全な製品により、社会や暮らしの進化に貢献
■ お客様との長期・安定的な信頼関係の構築
■ グリーン・デジタル関連製品売上:3.5兆円

従業員

■ 職場環境整備:重大災害ゼロ
■ 賃金引上げ:インフレ率+αを努力目標
■ 新卒社員寮 :100%完備(当社)
■ 男性育休取得比率:100%(当社)
■ 女性新卒採用比率:事務系40%・技術系15%(当社)

お取引先

■ 価格交渉などの対話の促進
■ 取引価格の適正化
■ パートナーシップを通じたサプライチェーンの強靭化
■ CSR調達アセスメント:実施率80%(取引額ベース)
■ 情報セキュリティ診断とサポート:診断社数3倍(25年度対比)

地域社会

■ 社会貢献活動への拠出:税引後利益の1%目安
■ CO2排出量削減:Scope1+2 30%、Scope3 22%
エコ活動2030:20以上の国/地域で300件以上/年の地域にイイこと

株主・投資家

■ 適時適切な情報開示
■ 建設的で開かれた対話の促進
■ ROE:13%以上
■ 配当性向:35%~40%目安

住友電工の掲げる「五方よし」

当社の掲げる「五方よし」とは、近江商人がモットーとして掲げていた「三方よし」をベースとして、これまで当社が住友の経営理念に基づいて体現してきた「お客様」「従業員」「お取引先」「地域社会」「株主・投資家」に対して広く成長の果実を分配し、社会全体の繁栄に貢献する理念を表した言葉です。

住友においては、自利利他・公私一如といった常に公益との調和を図る姿勢を表す言葉や、百年の計と呼ばれる、将来を見据えて国家・社会全体の利益を考える大所高所の視点など、事業を行ううえで社会全体とともに成長する理念が根底にあります。

※三方よし・・・近江商人がモットーとしていた「売り手よし」「買い手よし」「社会よし」の理念