自動車
コネクティッド領域
高速通信・情報通信コネクティッド領域の開発
自動運転、運転支援に不可欠な高速・大容量通信を実現すると共に、快適な社会を実現するために、サービスから個別部品まで一貫した研究開発に取り組んでいます。
次世代インフラセンサ
ミリ波レーダやカメラ映像のAI処理により、車両や歩行者を広範囲、高精度に検知する次世代交通インフラセンサを開発しています。スマートシティや交通DX化の推進に貢献します。
プローブ信号制御
従来、道路に設置した車両センサーからの情報に頼っていいた交通信号制御を、車からの位置情報(プローブ)に基づき生成される交通情報のみで可能にする技術を開発しました。車両センサーの設置・維持コスト削減だけでなく、これまで車両センサーの設置が困難だった交差点等も交通量に応じた信号制御が可能となります。
コネクティッドクラウド
高度運転支援技術や自動運転が進むと、乗り心地、車の中で快適に過ごせているかどうか、疲労や健康状態といったことを把握しサービスすることが求められると言われています。こうした車両サービスの実現に必要なデータ収集と分析のためのクラウドシステムの開発を進めています。
MXクラウド
モビリティやエネルギの多様化・複雑化に対して、運用データに基づく分析・予測を行い、車両運行やエネルギ需給調整の最適化を可能とするプラットフォーム(MXクラウド)を開発しています。
量子コンピューティング
人やモノの移動に対するニーズが複雑化し、サイバー空間に集約した情報や知識の高度な分析技術が求められています。当社は、大規模かつ複雑な組合せの最適化計算を特徴とする量子コンピュータの物流配送システムへの適用を進めています。今後、都市全体の交通最適化などSociety5.0実現に向けた技術開発で社会に貢献します。
自動車のセキュリティ
電動化領域
電動化領域の開発
電気自動車の普及を支えるべく、電力インフラから車載バッテリー・モータまでシステム全体を俯瞰し、一気通貫した配電部品やシステムの研究開発に取り組んでいます。
アキシャルモータ用モジュール
当社では、モータの小型・軽量化に貢献するアキシャルモータの普及を推進すべく、お客様より頂いたモータ仕様に基づいてアキシャルモータの電磁気設計提案が可能です。アキシャルモータを作製する上で基幹部品であるステータ用の圧粉磁心やモジュール部品をご提供いたします。
圧粉磁性体
当社の圧粉磁心は、競合材の電磁鋼板に対して磁気特性(低鉄損,高磁束密度)や形状自由度に優れ、製造時のCO2排出量が少なく、リサイクル性にも優れた材料で、お客様製品の差別化に貢献します。実用化例として、モータの小型・軽量化が可能なアキシャルモータや、昇圧コンバータ内の基幹部品であるリアクトルが挙げられます。
電動車用モータ向け平角巻線
合金設計、鋳造、熱処理、塑性加工などの金属無機材料技術、ならびに耐熱性高分子材料の分子設計、合成・重合技術、薄膜形成などの高分子材料技術を活かし、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)などの電動車用モータ向け平角巻線の開発に取り組んでいます。
高強度導電材料
電線の高精度・電線寿命予測技術の開発
自動車用部材
スチールコード
タイヤの補強材であるスチールコードのさらなる高強度化・軽量化を目的として、金属組織制御および伸線技術開発を推進しています。自動車軽量化・低燃費化に貢献すべく業界最強強度材の量産化を目指します。