13 November 2025
当社上場子会社に関する発表
10月30日、住友理工の完全子会社化に向けた公開買付けの実施と、住友電設の持分譲渡について発表いたしました。
今回の実施に至った背景についてご説明いたします。住友理工につきましては、モビリティ分野でのクルマづくりの変革が加速するなか、同社が有する技術力・研究開発力と当社の素材・加工技術を融合させることにより、グループ全体の競争力を一層強化できるものと判断しました。
また、住友電設につきましては、当社が1951年に資本参加して以来、長きにわたり共に歩んでまいりました。同社がこれまで培ってきたエンジニアリングおよび人材の強みを活かし、さらなる成長を遂げるための施策についてさまざまな検討を重ねてまいりました。その結果、大和ハウスグループの開発案件の受注拡大や海外展開の加速など、住友電設にとって大きな成長機会が期待されることから、同グループの一員となることが最善であると判断いたしました。
いずれにおいても、それぞれの事業特性を十分に考慮し、当社グループにとって最適な資本関係のあり方を慎重に検討した結果、今回の決定に至った次第です。
今後、住友理工とはCASEをはじめとする重要課題において協業を加速し、シナジーの創出に尽力してまいります。住友電設については資本関係は解消されますが、これまで電力会社向けを中心に築いてきた協業関係を大切にしながら、今後も互いに企業価値向上に努めてまいる所存です。
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