30 August 2024
住友電工グループ G活・改善提案・200カイゼン工場表彰大会
当社グループでは生産技術部を中心に、モノづくり力の強化についてグループ会社を含めてグローバルに取り組んでおり、中でも現場での改善推進を主眼においた「G活」「改善提案」「200カイゼン工場」という3つの取組みがあります。「G活」はグループ活動といい、小集団で職場の困りごとをテーマにモノづくり力強化に取り組む活動、「改善提案」は主に個人が主体となって技術改善、事務改善に取り組む活動、「200カイゼン工場」は毎操業日に工場単位で10件程度の改善を積み重ね、月200件以上の改善を継続することで、強い工場を目指す、という活動です。
今回、7月19日に大阪製作所で上記の改善活動に対する表彰大会を開催しました。当日は各活動について取り組んだ代表者からの発表もありましたが、今回の大会ではすべての活動において海外拠点からも参加があり、グローバルに活動が浸透し、活性化していることを非常に頼もしく感じる大会でした。
G活では各事業本部代表の7つのテーマの中から環境エネルギー部門代表の架空線事業部アルミ線工場の「神峰グループ」が最優秀社長賞となりました。長年の課題であった特定の不良に対し諦めずに取組み、撲滅に成功した活動でした。
他の代表も非常にいい活動を元気よく発表いただきました。また各グループが個性を活かした独自のネーミングで活動していることからも、楽しく活動に取り組んでいることが感じられました。
改善提案はエレクトロニクス部門代表の住友電工電子ワイヤー(株)業務企画部購買課の事務改善「海外製造子会社へ販売する原材料売上処理の工数削減」が最優秀社長賞となりました。部門を横断して業務ルールを大きく見直した、多くの職場に参考になる改善でした。
200カイゼン工場は自動車部門代表の「Sumi Vietnam Wiring Systems Co., Ltd. タインリエム工場」が最優秀社長賞となりました。立上げ直後の工場で、新人作業者に困りごとを積極的に聴きに行く改善チームの「御用聴き」は新たな着眼での良い活動でした。
いずれの活動も問題点をよく観察しており、三現主義に基づいた素晴らしい取り組みでした。これらの改善活動を続けて「強い現場」をつくっていくことが中期経営計画2025、2030ビジョンにもつながっていきますので引き続き活発な活動を期待しています。
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