04 March 2021
びわ湖毎日マラソン
2月28日に、当社が特別協賛する「第76回びわ湖毎日マラソン」が開催され、大会関係者として現地で観戦してきました。鈴木健吾選手が日本新記録を更新する歴史的な大会となりました。
本大会では、エントリー者が昨年よりも大幅に増えたそうで、400番台のゼッケンをつけた選手もおりました。びわ湖毎日マラソンは、次回から大阪マラソンと統合されることが決定しており、びわ湖畔での開催が今回最後となることや、コロナ禍により開催されるマラソン大会の数が激減したことも影響したのかもしれません。スタート、ゴールとなる皇子山陸上競技場内では、無観客にもかかわらず、この大会にかける選手や関係者の思いがひしひしと溢れている、そんな雰囲気が感じられました。
当日は天候に恵まれ、穏やかな気温、風もほとんどないというマラソンには絶好のコンディションとなりました。私は控室でテレビ観戦しながら、選手たちのゴールを待っていました。前半は、例年以上にテンポの良いレース展開を楽しんでいたのですが、後半になってもペースが落ちず、日本記録更新の可能性が見えてきました。私もゴール地点に移動して、その瞬間を待ちました。競技場に戻ってきた鈴木選手は、日本人初の2時間4分台となる、2時間4分56秒でゴールしました。大迫選手の持つ日本記録を30秒以上も更新する快挙です。
ゴール後、私から優勝者である鈴木選手へ月桂冠の授与を行いましたが、このような歴史的な場面に立ち会うことができ、私も非常に光栄です。また、当社が特別協賛する大会でこのような記録が生まれたことは、冥利に尽きる思いです。この大会では、優勝した鈴木選手だけでなく、上位5名が日本人マラソン選手の歴代10傑に入る好タイムだったとのことで、喜ばしい限りです。また、本大会には当社陸上競技部からも4名が出場しましたが、村本選手、中村選手が自己ベスト更新する頑張りを見せてくれました。特に村本選手は、自己ベストを一気に10分近く更新する2時間7分36秒のタイムで11位となりました。今後の活躍が非常に楽しみです。
コロナ禍で練習には何かと制限があったことでしょうが、選手の日々の鍛錬と、びわ湖畔最後の大会にかける選手・関係者の思いに、気象条件が相まって、記録にも記憶にも残る素晴らしい大会となりました。改めまして、大会を支えてくださった地元の皆さんや大会関係者の皆さん、そして出場された選手の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
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