07 November 2023
2023年度中間決算を発表しました
上半期は、半導体などの部品供給不足が緩和し、グローバルに自動車生産の回復が進みました。自動車生産の回復に伴い、自動車用ワイヤーハーネスや防振ゴムなど、自動車関連を中心に売上が増加しました他、円安の影響もあり、連結売上高は、2兆721億円と、前年同期比10%の増収、上半期として初めて、2兆円を上回ることができました。
営業利益は、増収に加え徹底したコスト低減と売値改善に全社を挙げて取り組みました結果、上期実績は673億円と、前年同期比35%の増益、上半期としての過去最高益を更新いたしました。純利益につきましては、金利上昇に伴う支払利息の増加に加えて、前年同期には大口の特別利益があったため、今期は減益となりましたが、年初に公表しました予想値は達成することができました。
また、2023年度通期の連結業績予想は、ワイヤーハーネス、防振ゴム、電力ケーブルなどの拡販に取り組み、連結売上高は、年初公表を上方修正し、過去最高となる4.3兆円を目指してまいります。利益面につきましても、営業利益は2,000億円、経常利益は1,830億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,100億円と、それぞれ上方修正いたします。
世界的な物価上昇と金融引締めの長期化や政治的・地政学的リスクの一層の高まりにより、世界経済の減速が懸念されますが、今年5月に公表しました「中期経営計画2025」にて掲げた各成長テーマに関する売上高を確実に伸長させ、当社グループの収益力をたかめるよう、総力を結集して取り組んでまいります。
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