18 November 2022
欧州連合(EU)ヴィルギニユス・シンケヴィチュウス欧州委員のご来訪
11月11日、欧州委員(環境・海洋・漁業ご担当) ヴィルギニユス・シンケヴィチュウス様が来社され、会談いたしました。今回の会談は、EUが推進するサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向け、日本企業の取り組みについて意見交換をされたいとして当社にお声が掛かり、実現いたしました。
シンケヴィチュウス欧州委員からは、2020年にEUで採択された「新・サーキュラーエコノミー⾏動計画」などについて、ご説明をいただきました。私からは、サーキュラーエコノミーに向けた住友電工グループの取組みの一端として、電線・ケーブルのリサイクルやタングステンのリサイクル、そしてサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの両面で寄与する製品として、当社のレドックスフロー電池をご説明いたしました。
欧州では洋上風力発電等の再生可能エネルギーの活用によるカーボンニュートラルへの取り組みが盛んになっています。しかしながら、出力が不安定な再生可能エネルギーのさらなる導入には大型の蓄電池が不可欠であります。
当社のレドックスフロー電池は、不燃性の電解液を使用しているため安全性が高く、長時間利用も可能、また設計寿命が20年以上であり、電解液も半永久的に利用できるという点において、サーキュラーエコノミーの考えに通ずるものがあります。こうした特徴をお伝えしましたところ、シンケヴィチュウス欧州委員からは、欧州での事業活動に対する期待の声を頂戴いたしました。
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