省電力化、電動化を根底から支え、カーボンニュートラルに貢献~産業機械から家電、自動車まで、「圧粉磁心」が持つポテンシャル~

省電力化、電動化を根底から支え、カーボンニュートラルに貢献~産業機械から家電、自動車まで、「圧粉磁心」が持つポテンシャル~

地球温暖化対策が世界各国で進行中であり、カーボンニュートラルの実現が重要な課題となっている。
温室効果ガスの排出と吸収の均衡を図るために、省エネや電動化が求められており、エレクトロニクス製品には、電動機構や電源装置が組み込まれ、特に「圧粉磁心」(磁性材料/磁心)を用いた電磁変換コイルが重要な部品として位置づけられている。
従来主流だったラジアルギャップモータとは異なり、圧粉磁心を用いた「アキシャルギャップモータ」は、小型化・軽量化・高出力化を実現する。この技術に早くから注目した住友電工グループは、2020年、業界に先駆けて「アキシャルギャップモータ」に採用される「圧粉磁心」を市場に送り出した。今回は、そのポテンシャル、普及拡大がサステナブルな社会を支えることを、住友電工グループの取り組みを通じてレポートする。

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形状自由で小型化、軽量化を実現する「圧粉磁心」
~卓越した特性が新たな市場を生み出す~

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