省資源・リサイクル

省資源・リサイクルの推進

当社グループは、事業活動にともなって排出される廃棄物のリデュース(Reduce=発生抑制)・リユース(Reuse=再使用)・リサイクル(Recycle=再資源化)を推進する「3R」に取り組んでいます。これまでの国内拠点中心の活動を海外グループ会社へ拡大し、資源の消費と廃棄物発生を抑制して地球環境への負荷の低減を図っています。

ゼロエミッションと
廃棄物排出量削減の
取り組み

国内

当社グループでは、廃棄物の埋立処理および単純焼却処理をなくし、廃棄物の再利用・再資源化を主体とする「ゼロエミッション活動」を推進しています。

ゼロエミッション率(%)=
(単純焼却量+埋立量)÷(産業廃棄物量+一般廃棄物量+有価物量)×100

※2015年度に開始したアクションECO-21(PhaseⅥ)より、2014年度までは分母に含めていなかった一部の有価物(2000年度時点で有価物であったもの)を全て分母に含めることとしました。

直近のデータ

廃棄物量とゼロエミッション率(国内)(2021年度)

直近のデータ

廃棄物量(有価物除く)と売上高原単位低減率(国内+海外)(2021年度)

直近のデータ

2021年度廃棄物量の内訳(国内)

海外

海外グループ会社のゼロエミッション活動は、各国の廃棄物処理事情も様々であり、全体のゼロエミッション率もまだ高い状況ですが、それぞれ製品屑の分別、有価売却化、汚泥のレンガへのリサイクル、廃プラスチック類の固形燃料化など、各社ゼロエミッションに向けて地道に活動を推進しています。

廃棄物量とゼロエミッション率(海外)(VI準拠)
廃棄物量とゼロエミッション率(海外)(VI準拠)

使用済み製品の
リサイクル

製品をお客さまへ提供した後、使用済みとなった製品から資源回収することが、循環型社会の構築に向けて大きな役割を果たします。使用済みの電線・ケーブル、光ファイバケーブル、切削加工用超硬チップおよびチップケースを回収し、製品用原料などに再生利用しています。
回収した電線・ケーブルについては、銅・被覆材・金属類に分別し、銅に関しては、自社で溶融し電線他各種の製品として再生、その他の材料についてもリサイクルしており、ほぼ100%有効利用しております。
また、希少金属の一種であるタングステンを主原料とする切削加工用超硬チップおよびチップケースは、国内販売量の全量を当社グループ内でリサイクルできる体制が整っています。

電線・ケーブルのリサイクル
電線・ケーブルのリサイクル
●電線・ケーブルのリサイクル