30 June 2026
IEC活動推進会議より2026年議長賞を受賞~電気絶縁材料測定の標準化とEV充電カプラの国際規格化に貢献~
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下、「当社」)は、当社元社員(在籍当時:エネルギー・電子材料研究所電力技術研究部)関口 洋逸、および住友電装株式会社コネクタ事業本部 内山 健人が IEC活動推進会議の「2026年議長賞」を受賞したことをお知らせします。
IEC活動推進会議は、電気・電子分野の国際標準機関である国際電気標準会議(IEC)に対し、規格提案などに関する日本の産業界の意見を反映することを目的に設立された組織です。同会議の議長賞は、IECの標準化活動において顕著な貢献を果たした個人、グループを表彰するものです。
関口 洋逸は28年間にわたり、一般社団法人 電気学会が審議団体を務めるIEC/TC 112(電気絶縁材料及びシステムの評価と認定)の国内委員会委員として、規格策定に必要な基礎データの取得や技術調査などの基盤整備を推進し、電気絶縁材料の測定技術に関するIECおよび日本産業規格(JIS)の制定・改定に貢献したことが評価されました。
これらの測定規格は、直流電力ケーブルの絶縁材料開発ツールとして活用されるだけでなく、量産品の評価にも寄与します。標準の整備と絶縁材料の試験への適用により、直流電力ケーブルの品質向上と普及が促進され、直流送電の活用が進む再生可能エネルギーの導入拡大にも貢献します。
内山 健人は、一般社団法人 日本配線システム工業会が審議団体を務めるIEC/TC 23/SC 23H(工業用及び類似用途の機器用並びに電気自動車用のプラグ、コンセント及びカプラ)において、国際エキスパートおよびプロジェクトリーダーとして国際会議にてリーダーシップを発揮し、電気自動車用充電カプラの日本仕様の国際規格化に貢献したことが評価されました。
今後も同分野の国際規格整備と地域間の規格調和を図り、安全性・利便性の向上と電気自動車の充電環境の普及促進に取り組みます。
当社グループは今後も、蓄積した技術と知見を活かし、国際標準化の場における日本のプレゼンス向上と競争力強化に貢献してまいります。