25 February 2026
「Mobile World Congress 2026」に出展 ~未来の通信6G、オール光ネットワークの実現へ~
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下「当社」)は、2026年3月2日(月)~3月5日(木)に、スペイン・バルセロナで開催される世界最大規模のモバイル通信展示会「Mobile World Congress 2026(以下、MWC)」に、次世代の通信技術として高速大容量ミリ波通信システムおよびオール光ネットワークトランシーバ(以下、APN*1トランシーバ)を出展します。
MWCは、GSMA(移動体通信事業者等で構成される業界団体)が主催する、世界中のモバイル通信事業者や機器メーカーが集結する注目イベントです。毎年、10万人以上が来場し、最新技術や新たな市場動向が発信されます。
当社は日本パビリオン内のブースにて、将来の通信インフラとなる6GやAPNに向けた革新的なソリューションとして、ミリ波を利用した分散アンテナシステム(DAS)、産業用5GエッジAI端末、APNトランシーバを展示し、ライブデモンストレーションを実施します。ぜひ当社ブースにお越しいただき、最新技術をご体験ください。
■当社出展概要
| 会期 | 2026年3月2日(月)~3月5日(木) |
|---|---|
| 会場 | スペイン バルセロナ・Fira de Barcelona |
| ブース | JAPAN Pavilion 住友電工ブース (Hall 6, Stand 6E54) |
| 公式サイト | https://www.mwcbarcelona.com |
| 展示技術 | ・5Gミリ波対応分散アンテナシステムDAS (Distributed Antenna System) ・産業用5GエッジAI端末 ・APNトランシーバ(APN-T)/APNスプリッタ(APN-S) |
*1 APN:オール光ネットワーク/All-Photonics Network。光信号と電気信号の変換を極力なくし、末端まで光(フォトニクス)技術でつなぐことで、低消費電力、低遅延通信を実現する。
<展示技術のご参考>
■5Gミリ波対応分散アンテナシステム (DAS)
単一の基地局から高出力電波を放射する従来方式とは異なり、光ファイバーで信号を分散させ低出力で放射し、通信エリアを効率的に拡大するシステムです。建物内や地下など、電波が届きにくい場所でも大容量通信が可能になります。当社のDASは、5Gミリ波に対応し、DAS子機(ミリ波アンテナ)のサイズが標準的なミリ波基地局の約1/10と非常にコンパクトな点が特徴です。会場では、実機を使用したライブデモンストレーションを実施します。
■産業用5GエッジAI端末
ミリ波による大容量通信、防塵防水性能に加え、AI機能を搭載しています。工場や交通インフラのデータを収集し、端末でAI処理することで、低遅延なフィードバックやクラウドとの負荷分散を実現します。会場では、高精細カメラの映像を独自の画像圧縮AIによりデータ量を80%程度低減し伝送します。
■APNトランシーバ(APN-T)/APNスプリッタ (APN-S)
APNは、従来、光と電気変換を必要としていたネットワーク装置やデバイスをフォトニクス(光)ベースへ転換する技術です。APN-Tは遠隔で波長制御が可能な25Gbpsトランシーバで、APN-Sを組み合わせることで、経路切替を可能にします。モバイルフロンホール(MFH)に適し、長距離、大容量、低遅延の通信とレジリエンス向上(障害発生時のシステム復旧、持続能力)を実現します。会場では、レジリエンス向上を目的とした遠隔からのMFHの経路切替を行います。
※APN-T/APN-Sの研究成果は国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)助成事業(No.JPJ012368G50201)により得られたものです。