24 October 2025
高能率加工ラジアスカッタ 「SEC-ウェーブラジアスミルRSC 型」を開発、販売開始
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下「当社」)は、高能率加工を実現する「SEC-ウェーブラジアスミルRSC 型」を開発し、2025年11 月より販売を開始します。
航空機や発電機、金型などの部品に使用される難削材や高硬度材の加工においては、生産性向上のため高能率で安定した加工が求められています。こうしたニーズに応えるため、当社は新たに「SEC-ウェーブラジアスミル RSC 型」を開発しました。
本製品は、刃先近傍に2 つのクーラント穴を設けることによって、インサートの温度上昇を抑制し、高速加工による高能率化を実現します。
さらに、様々な被削材に適用可能なACU2500 に加えて、チタン合金、耐熱合金、ステンレス鋼の加工に最適なコーティング材種ACS1000/ACS2500/ACS3000 を採用。
刃先形状の最適化を図ることで、難削材の安定加工と長寿命化を実現しました。
当社はこれからも、最先端の技術を駆使して、幅広い産業における加工ニーズに応え、お客様の生産性向上に貢献してまいります。
「SEC-ウェーブラジアスミルRSC 型」
1. 特長
(1) 効率的なクーラント供給による高能率加工
刃先近傍に2 つのクーラント穴を設けることで、インサートの温度上昇を抑制し、高速加
工による高能率化を実現。
(2) ステンレス鋼・難削材ミリング用コーティング材種を採用
ステンレス鋼・難削材ミリング用コーティング材種ACS1000/ACS2500/ACS3000 の採
用と、刃先形状の最適化により、安定加工と長寿命化を実現。
2. ラインアップ
本体 8 アイテム
インサート 4 アイテム