24 October 2023
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に2つのブースを出展 ~EV化ワーゲンバスと次世代水素キャリア製造技術「Direct MCH®」 向け電気化学セル技術を展示~
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、EV化ワーゲンバスと次世代水素キャリア製造技術「Direct MCH®」向け電気化学セル技術を、2023年10月26日(木)~11月5日(日)に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展します。
■モビリティ関連ブース:住友電装株式会社と共同出展
急激に変革するモビリティ社会に向けて、環境車を中心にした、自動車が幅広く“つながる”ための取り組みをご紹介します。
古いワーゲンバスを購入し、EVに改造した「EVバス」や光ハーネス・高速車載LAN等の「電動化関連製品」の展示を行います。EVバスは、モータ+インバータ、電池パック、シャシという基本的なEVのプラットフォームを自社で構想・設計し組み立て、評価したものであり、展示会での初の実物公開となります。
・住友電工グループ・未来構築マガジン「id」CASEが創る未来。
https://sumitomoelectric.com/jp/sites/japan/files/2022-12/download_documents/sei_id020.pdf
・2023年4月21日 プレスリリース「2026年に車載光ハーネス実用化へ 開発加速」
https://sumitomoelectric.com/jp/press/2023/04/prs047
■水素関連ブース:ENEOS株式会社(以下、ENEOS)と共同出展
次世代水素キャリア製造技術「Direct MCH®」は、水とトルエンから、電気化学反応によりメチルシクロヘキサン(MCH)を直接合成するENEOSの技術です。MCHは、化学反応で水素を取り出すことができ、常温では液体で石油と同様に取り扱えることから、水素を効率よく輸送・貯蔵できる「水素キャリア」の一つとして有望視されています。海外の豊富な再生可能エネルギーを使ってMCHを大量に製造すれば、タンカー等の既存の石油インフラを用いて、安価なグリーン水素を効率よく日本に運んでくることができます。
レドックスフロー電池のセルスタック技術を活用した当社開発中の電気化学セル技術は、密閉型構造の電気化学セルとしては実用化レベルで世界最大級の電極面積を有しており、構造上高電流を流すことが可能であることから、Direct MCH®による大量のMCH製造に適しており、会場では当社電気化学セル技術の適用事例をご紹介します。
・2023年10月24日 プレスリリース
「レドックスフロー電池の技術を水素キャリア製造用電気化学セルに活用」
https://sumitomoelectric.com/jp/press/2023/10/prs128
・Direct MCH®はENEOS株式会社の登録商標です。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」当社出展概要
会期 |
2023年10月26日(木)~11月5日(日) *一般公開は10月28日(土)~11月5日(日) |
会場 | 東京ビックサイト |
展示場所 |
モビリティ関連 ブース番号:W3101 水素ブース 展示エリア :LIFE&MOBILITY |
公式サイト | https://www.japan-mobility-show.com/ |
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」は、国内外から自動車に関する専門技術や製品が集まり、将来の車社会を展望する、日本最大規模のモビリティ社会展示イベントです。モビリティの枠を超えた他産業やスタートアップなどの新しい仲間も募り、従来の東京モーターショーを拡大したイベントとなっております。
ブースへのご来場を、心よりお待ちしております。
プレスリリース
「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に2つのブースを出展 ~EV化ワーゲンバスと次世代水素キャリア製造技術「Direct MCH®」 向け電気化学セル技術を展示~
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