100年に一度の自動車革命。CASEが手繰り寄せる、クルマの新しい未来
CASE とは「Connected(コネクティッド)」、「Autonomous(自動運転)」、「Shared & Services(カーシェアリングとサービス)」、「Electric(電動化)」の頭文字を取った造語であり、パワートレイン(動力源)、エコロジー(環境保護)、セーフティ(安全・安心)、インテリジェント(情報)などの革新によりクルマ社会の再構築を目指すもので、自動車の在り方や概念を変える画期的な動向だ。このCASE の登場により自動車産業は、100年に一度の大変革の時代を迎えた。クルマ社会の未来を手繰り寄せるCASE の実現は、クルマのみならず、生活・社会全体の大きな変化を促すトリガーになるとされており、自動車メーカーに異業種を交えた新たなモビリティサービスの創造に向けた取り組みが、世界中で推進されている。
住友電工グループは、これまでワイヤーハーネスをコアとして、グローバルなモノづくり力と高度な技術・技能人材により新たな価値を社会に提供し続けてきた。そして今、CASE の時代を迎えて、新たな挑戦が始まっている。今回は、「モビリティ」におけるCASE 戦略を、4人のキーマンが示す。