31 May 2023

日本初の大型商用洋上風力発電事業 「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」が完工

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野 裕正)と共同で、日本初となる大型商用洋上風力発電事業である「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」を完了し、引き渡しました。

「秋田港・能代港洋上風力発電所」は、秋田洋上風力発電株式会社が日本初となる商業ベースでの開発事業として行い、秋田港・能代港の港湾区域内に風車33基を新設した大型洋上風力発電所(設備容量:約140,000kW)です。

当社は、風車から陸上に送電する海底ケーブルの設計・製造・施工・据付を一括で請け負い、これまでの国内外の海底ケーブル工事で培ってきた技術知見と施工能力を生かし、無事完工しました。

当社グループは、発電から需要家まで、送配電設備をはじめ、受変電や蓄電などのあらゆる電力設備におけるトータルソリューションの提案力により、洋上風力発電向け海底ケーブル事業に注力し、つなぐ・ささえる技術でグリーン社会の未来に向けた次世代のエネルギーインフラを支えてまいります。

海底ケーブルの敷設工事の様子

写真提供:秋田洋上風力発電株式会社

秋田港・能代港洋上風力発電所概要

事業者 秋田洋上風力発電株式会社
所在地 秋田県秋田市、能代市(港湾区域内含む)
商業運転開始日 能代港洋上風力発電所:2022年12月22日
秋田港洋上風力発電所:2023年1月31日
設備容量 発電容量:4,200kW × 33基  約140,000kW
風車基数 秋田港13基、能代港20基、計33基
設計・調達・施工 鹿島・住友電気工業特定建設共同企業体(基礎及び海底ケーブル)
工期 2020年2月着工~2023年1月運開
ケーブル布設距離 合計約40km(33本)


■ ご参考
・住友電工グループ広報誌「id」Vol.14
再生可能エネルギー普及への挑戦~国内最大の風力発電を根底で支える~
https://sumitomoelectric.com/jp/id/project/v14/01

プレスリリース

日本初の大型商用洋上風力発電事業「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」が完工

PDF ダウンロード

他の最新情報も見る

ニュース&プレスリリース