03 February 2025
住友電工、初のオフサイトPPA 大阪製作所に導入
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下「当社」)は、当社敷地外に新設される発電所から再生可能エネルギーを活用する契約(オフサイトPPA)を関西電力株式会社(本社:大阪市北区、取締役代表執行役社長:森 望、以下「関西電力」)と本日締結しました。
本契約により、2025年5月以降、当社の大阪製作所には関西電力によって新設される太陽光発電所(パワーコンディショナー容量:4.55MW)の再生可能エネルギーが供給されることになります。これにより、大阪製作所の年間電力使用量の約13%に相当する約8,400MWhが再生可能エネルギーに置き換わる見込みであり、年間約3,700トンに相当するCO2排出量の削減が期待されています。
当社グループは、長期ビジョン「住友電工グループ2030ビジョン」*1において「グリーンな地球と安心・快適な暮らし」を追求することを掲げ、2030年度までに2018年対比で温室効果ガスの排出量をスコープ1+2において30%、スコープ3において15%削減することを目標としています。また、「中期経営計画2025」*2では「つなぐ・ささえる技術でグリーン社会の未来を拓く」ことを目指しており、この一環である「Go for Green 2025」活動*3では温室効果ガス排出量の削減や、再生可能エネルギーの導入に取り組んでまいりました。
これまで当社は、生産性向上や新技術導入を通じた製造工程におけるCO₂排出量削減や、「グリーンな環境社会」の実現に向けた製品開発に注力してきました。このたび、再生可能エネルギーのさらなる活用を促進するため、オフサイトPPA導入を決定いたしました。
当社グループは今後もグローバルに再生可能エネルギーの更なる導入を推進し、「グリーン社会」の実現に貢献していきます。
需要場所 | 当社 大阪製作所(大阪市此花区島屋1-1-3) |
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小売電気事業者 | 関西電力 |
発電事業者 | KDS太陽光合同会社 |
パワーコンディショナー容量 | 4.55MW |
年間想定発電量 | 約8,400MWh |
導入開始 | 2025年5月 |
CO₂削減効果 |
大阪製作所の年間電力使用量の約13%に相当する 年間約3,700トンに相当するCO2排出量の削減を見込む (2023年9月~2024年8月実績対比) |
*1 長期ビジョン「住友電工グループ2030ビジョン」
https://sumitomoelectric.com/jp/company/segvision2030
*2 「中期経営計画2025」
https://sumitomoelectric.com/jp/company/segmid-term2025
*3 「Go for Green 2025」活動
https://sumitomoelectric.com/jp/sustainability/csr/environment/goforgreen