25 July 2025

CDPサプライヤーエンゲージメント評価の最高評価に初選定

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下「当社」)は、国際的な環境非営利団体CDP*1が実施する、2024年のCDPサプライヤー エンゲージメント評価(SEA)*2において、最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に初めて選定されました。

CDPサプライヤーエンゲージメント評価の最高評価に初選定

CDPのSEAは、企業がどのようにサプライヤー(お取引先)と協同し気候変動の課題に取り組んでいるかを評価するものです。
このたび、当社グループとサプライヤーとの協調的な取り組みが評価され、SEAの最高評価である「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に初めて選定されました。

当社グループでは、サプライチェーンマネジメントの中核となる「調達基本方針*3」の一項目として「地球環境に配慮した調達活動」を掲げています。CSR調達活動の一環として、サプライヤーの環境保全活動を支援する仕組み*4を導入し、実効性のあるサプライヤーエンゲージメント向上に取り組んでいることが評価されました。

当社グループは、住友事業精神に基づき、地球環境への対応を重要な経営課題の一つとして捉え、1997年に「環境方針」を制定しました。この方針のもと、グローバルな視点で環境保全活動を推進しており、五方よし*のステークホルダーの一つであるサプライヤーとのエンゲージメントは特に重要な要素と捉えています。今後もサプライヤーと共に、さらなる環境活動を推進してまいります。 


*1 CDP(Carbon Disclosure Project)
2000年に英国で設立された国際的な環境非営利団体であり、企業や自治体が自らの 環境影響を管理するための情報開示システムを運営している。CDPの情報開示システムは世界経済における環境報告のグローバルスタンダードとなっており、2024 年度は、全世界で24,800 社を超える企業がCDP 気候変動質問書へ回答しています。

*2 CDPサプライヤーエンゲージメント評価(SEA)
CDPの気候変動質問書(完全版)に回答した企業を対象に、「ガバナンス」「目標設定」「スコープ3排出量の把握と管理」「リスク管理プロセス」「サプライヤーとのエンゲージメント」の5つの観点から点数化され、総合評価されます。

・スコープ3
企業活動においてバリューチェーンを通じて間接的に排出される温室効果ガスの総量

*3 調達基本方針
https://sumitomoelectric.com/jp/sustainability/csr/sociality/procurement

*4 一定水準以上の環境活動に取り組むサプライヤーに対し、優遇金利を適用する、(株)三井住友銀行様と連携して開発した「ECOファクタリングシステム」など

*5 五方よし
マルチステークホルダー、すなわち、「従業員」「お客様」「お取引先」「地域社会」「株主・投資家」の皆様との共栄を図り、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に取り組む経営姿勢
https://sei.co.jp/fivewaywin/

・ECOファクタリングシステム」は、株式会社三井住友銀行の登録商標です。

■ご参考
・住友電工グループ GX特設Webサイト
https://sei.co.jp/gx/

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