04 October 2021

米国アラスカ州にて69kV海底電力ケーブル布設プロジェクトを完工

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)およびSumitomo Electric U.S.A., Inc.(以下、SEUSA) は、米国・アラスカ州において2020年12月に着工した、老朽化した海底電力ケーブルの更新プロジェクトを、2021年8月に完工しました。

本プロジェクトは、米国アラスカ州ランゲル近郊のヴァンク島とウォロンコフスキー島間を結ぶ電力ケーブルシステムにおいて、老朽化した既存の138kV OFケーブル(Oil Filled Cable:油浸紙絶縁ケーブル)を撤去し、環境保全性に優れた69kVのXLPE(架橋ポリエチレン)ケーブルを新たに布設するものです。

敷設場所
敷設場所

当社およびSEUSAは、本プロジェクトを米国・アラスカ州にある電力事業者Southeast Alaska Power Agencyより、海底電力ケーブルシステムの設計、調達、建設を含めたEPC契約*¹として受注しました。

海底ケーブル敷設時のようす
海底ケーブル敷設時の様子
海底ケーブル敷設時のようす
海底ケーブル敷設時の様子

当社グループは、2018年に、ワシントン州Orcas Power&Light Cooperative社より受注した、同様の海底電力ケーブル敷設プロジェクトを完工しています。また、米国のみならず、世界各地においてXLPE海底ケーブルの布設実績を有しております。本件受注にあたっては、これらの点を評価いただきました。

本プロジェクトでは、全長約5.1km、最高水深200mに及ぶ海底ケーブルの布設にあたり、既存の電力ケーブルシステムの稼働を止めることなく、更新を行いました。技術的な課題もありましたが、試運転を通じて安全性にも問題がないことを本年8月までに確認し、運転開始に至っております。

海底ケーブル敷設時のようす
海底ケーブル敷設時のようす

当社グループは、本件を始め、これまでのプロジェクトで培った経験を活かし、今後も増加が見込まれる米国市場での送電網の更新プロジェクトに取り組んでまいります。
また、脱炭素化の流れにより、米国市場を始め、世界的な規模で投資拡大が進む再生可能エネルギーの導入等の送電網整備に対して、当社グループは、お客様のニーズに合わせた、高品質なソリューション提供や製品・技術開発を行い、クリーン社会の実現に貢献してまいります。

■本プロジェクト概要

契約先 Southeast Alaska Power Agency
案件名 Submarine Cable Replacement Project
契約発効日 2020年11月20日
契約内容 ・既設138kV OF海底電力ケーブルの撤去
・69kV XLPE海底電力ケーブルの納入・敷設
運転開始日 2021年8月11日

*1 EPC契約:
設計(engineering)、調達(procurement)、建設(construction)を含む、建設プロジェクトの建設工事請負契約。

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