07 October 2021
深い隅削り加工に対応したSEC-ウェーブミル® WEZR型を 開発、販売開始
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、深い隅削り加工を行える「SEC-ウェーブミル® WEZR型」を開発しました。2021年10月下旬より販売を開始します。
近年、機械加工分野における生産性を向上させるため、加工時間短縮を目的とした高能率加工へのニーズがますます高まっています。
当社はこれらのニーズに応えるため、2019年より発売しているSEC-ウェーブミル® WEZ型用のインサートを多段配列し、深い隅削り加工を行えるSEC-ウェーブミル® WEZR型を開発しました。鋭利なインサートと不等分割ボディの組合せにより、優れた耐びびり性を達成したSEC-ウェーブミル® WEZR型は、従来にない深い切込みでの高能率加工が可能です。また、びびり振動を抑えることにより、小型の工作機械や部品にも適用できるようになり、様々な業種での加工への対応が可能です。
1.特長
(1)優れた耐びびり性
鋭利なインサートと不等分割ボディの組み合わせにより、びびり振動を抑制します。
(2)優れた壁面精度
刃先形状の最適設計とインサートの高精度造形技術により、優れた壁面精度を実現します。
(3)豊富なインサートラインアップ
切れ味に優れる研磨級ブレーカやコーナー半径違い、被削材専用材種により様々な加工に対応します。
2.ラインアップ
本体(計28型番)
WEZR11型 刃径Φ20~Φ50mm 15型番
WEZR17型 刃径Φ40~Φ80mm 13型番
3.販売計画
初年度1億円/年 、3年後3億円/年
4.価格
50,000~225,000円(税抜)