01 August 2025
住友電工グループ 初のネットゼロ工場をSWS西日本・松阪工場で稼働開始
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下「住友電工」)と住友電装株式会社(本社:三重県四日市市 社長:漆畑 憲一、以下「住友電装」)は、SWS西日本株式会社(本社:三重県松阪市、社長:吉田 真司、以下「SWS-W」)松阪工場において、住友電工製品であるレドックスフロー電池(以下「RF電池」)*1とエネルギーマネジメントシステム「sEMSA®*2 (セムザ)」を活用し、2025年8月に住友電工グループ初のネットゼロ工場*3の稼働を開始しました。

住友電工グループは、長期ビジョン「住友電工グループ2030ビジョン」において「グリーンな地球と安心・快適な暮らし」をスローガンに掲げ、2030年度までに2018年度対比で温室効果ガスの排出量をスコープ1+2において30%、スコープ3において15%削減することを目指しています。また、この達成に向け「中期経営計画2025」においては「つなぐ・ささえる技術でグリーン社会の未来を拓く」ことに取り組んでおり、その一環として「Go for Green® 2025」活動では温室効果ガス排出量の削減や再生可能エネルギーの導入に注力しています。
この再生可能エネルギー導入の取組みとして、SWS-W松阪工場では工場の屋根に太陽光発電設備(パネル容量:450kW)を設置するとともに、太陽光発電所から供給される再生可能エネルギーを活用するオフサイトPPAを住友電装と共同で導入しました。
さらに、工場における電力使用量と発電量のバランスを保つため、住友電工のRF電池による充放電をsEMSA®で最適に運用できるように制御し、余剰電力を住友電装四日市製作所へ託送することによって、SWS-W松阪工場のネットゼロを実現しています。
今後も、住友電工グループはグローバルにネットゼロ工場の実現を推進するとともに、住友電工グループの環境製品の提供と活用により「グリーン社会」の実現に貢献してまいります。
*1 RF電池
https://sumitomoelectric.com/jp/products/redox
*2 sEMSA® (Sumitomo Energy Management System Architecture)
https://sumitomoelectric.com/jp/products/semsa
*3 住友電工グループでは「年間の温室効果ガス排出量がゼロ以下かつ省エネ・創エネを規範となるレベルで進めている工場」をネットゼロ工場(Net Zero Factory=NZF)と定義
■ご参考
・住友電工グループ GX特設Webサイト
https://sei.co.jp/gx/
・SWS-W Webサイト
https://www.sws-w.co.jp/