25 July 2025

国際会議 OECC/PSC2025にて「Best Paper Award(優秀論文賞)」を受賞~フォトニック結晶レーザーの新たな応用への挑戦~

オプトエレクトロニクス、光ファイバー伝送、フォトニックネットワークシステム分野におけるアジア太平洋地域の重要な国際会議の一つである「30th OptoElectronics and Communications Conference/International Conference on Photonics in Switching and Computing 2025、以下『OECC/PSC2025』」において、当社 伝送デバイス研究所 光素子研究部 小笠原 誠が「Best Paper Award(優秀論文賞)」を受賞*1しました。7月2日に北海道札幌市の札幌グランドホテルで表彰式が開催され、表彰状が授与されました。

  表彰式のようす(左:上智大学 高橋浩教授、右:小笠原) 表彰式のようす(左:プレゼンター 上智大学 高橋浩教授、右:小笠原)

「Best Paper Award」はOECC/PSC2025に採択された研究論文のうち、特に優秀な取り組みについて表彰されるものです。本受賞は、京都大学と共同で行った研究発表「面内ヘテロ構造を有する1.3 μm帯InP系フォトニック結晶レーザーの高出力連続動作*2」において、新しいレーザーとして注目が高まっているフォトニック結晶レーザー(PCSEL)の、光通信への応用に向けた取り組みが認められたものです。

■当社 伝送デバイス研究所 光素子研究部 小笠原 誠 コメント
PCSELはデータセンター内通信や自由空間通信、センシングなどへの幅広い応用が期待されています。今後ますます、PCSELの特性改善を図りながら、社会実装に向けた研究開発を進めていきます。


*1 共著者全員が受賞するものです。
・ OECC/PSC2025 Webサイト 受賞者一覧ページ
 https://www.oeccpsc2025.org/files/OECCPSC2025_Best_Paper.pdf

*2 論文名:High-power CW Operation of 1.3 μm-wavelength InP-based PCSELs with In-plane Hetero Photonic Crystal Structure
 

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