21 March 2024
2023年度「なでしこ銘柄」に選定されました
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 「当社」)は、女性活躍推進に優れた上場企業として、3月21日に経済産業省ならびに東京証券取引所より、「なでしこ銘柄」に選定されました。
なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を選定し、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介する取り組みであり、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。当社は、2016年度、2018年度、2020年度、2021年度に続き、今回5度目の選定となりました。
当社グループは、中期経営計画2025で「五方よし」(マルチステークホルダーキャピタリズム)を掲げており、「お客様」、「従業員」、「お取引先」、「地域社会」、「株主・投資家」を重要なステークホルダーとして設定し、株主への増配や従業員への賃金引上げなど、各ステークホルダーへの「バランスのとれた還元/配分」を実践することを経営の基本方針としています。
そのなかで、ダイバーシティ&インクルージョンを長期ビジョン「2030VISION」実現に向けた経営方針の1つと位置づけ、多様な人材がその能力を十分に発揮できる企業風土を醸成するため、2020年6月に、専任組織である「ダイバーシティ・インクルージョン部」を社長直轄組織として設置し、取り組みを加速してきました。
特に、「女性活躍推進」はダイバーシティ&インクルージョン推進の原動力であり、女性が持てる能力を最大限発揮し活躍できる環境をつくることは、全ての社員が活躍できる環境づくりにつながると考えています。具体的な取り組みとして、多様な人材の能力を引き出し、相互に支え合うチーム力を発揮する風土醸成・意識啓発を目的に、チームビルディングやリーダーシップ、ビジョンなどをテーマに、当社役員と外部有識者による対談を定期的に開催、その動画を全社員向けに配信しています。また女性の登用・育成施策として、各部門で女性マネジャー候補者の育成計画立案や、女性管理職級をメンティとして、メンターにはマネジメント経験が豊富な部長層を中心に各本部から任命し、約8か月間をかけて自己成長やリーダーシップをテーマに対話と内省を行う「メンタリングプログラム」を2021年より開始しています。部門を超えた人脈形成と異なる知識・経験の融合によりメンター・メンティ双方の視野を広げると共に、プログラムでの学びを職場でのリーダーシップ発揮やマネジメントの実践に繋げることを目的に取り組んでいます。
今後も当社グループが持続的に成長・発展し、より良い製品・サービスで社会に貢献し続けるため、多様な人材一人ひとりが持つ能力を最大限に発揮して、仕事を通じて成長を実感できるような環境づくりに取り組んでまいります。
【ご参考】
経済産業省 女性活躍に優れた上場企業を選定「なでしこ銘柄」
http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/nadeshiko.html