04 January 2024

社長年頭挨拶(社員向け要旨)

2024年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年の世界経済は、米国は景気回復が続きましたが、欧州では物価上昇率の高止まりと金融引締めにより景気は足踏み状態となるなど、減速感が強まりました。
現在、GXやDX、CASE、生成AIなど、新たな技術の導入や進化によって、従来の枠組みを超えた新しいビジネスチャンスが次々に創出されるとともに、働き方やビジネスモデルの変革が加速しています。

こうした状況において、中期経営計画2025を確実に達成するために、本年は各部門・各社では、成長戦略と基盤強化の両輪をチームワークでしっかりと前に進め、中期経営計画2025最終年度に向けた周到な準備をお願いします。

以上を踏まえ、年頭にあたり次の4点を要望します。

1.新しい取り組みの提案と果敢なチャレンジ
一人ひとりが、業務に対する問題意識を常に持ち、徹底したムダの排除と同時に、職場や持ち場で新しいアイデアを打ち上げて、業務の変革を進めて欲しいと思います。積極的に提案し、失敗を恐れることなく、果敢にチャレンジして下さい。

2.サプライチェーン強靱化への取り組み
部門・各社では、サプライチェーン全体に亘るリスクを評価し、優先順位に従い、対策を打って頂いていると思います。今一度、昨今の情勢に照らして確認し、DXなども活用したサプライチェーン強靭化の取り組みをお願いします。

3.3つの資本(財務資本・人的資本・知的資本)の強化
まず「財務資本」ですが、各職場での積み上げが、グループ全体の「財務資本」の大きな充実となることを、改めて認識頂き、収益力向上やコスト削減に繋がる積極的な提案をお願いします。
「人的資本」については、一人ひとりの成長が、住友電工グループの成長に直結します。研修プログラムなども活用し、全員が新たな知識の習得と、経験・ノウハウの蓄積に、日々取り組んで下さい。
「知的資本」に関しては、変化する市場に迅速かつ的確に対応するためには、多様な知識やアイデアを集め、新たな可能性を追求していくことが、不可欠です。イノベーションを生み出す積極的な提案をお願いします。

4.コンプライアンスの徹底
法令遵守、企業倫理の維持は、住友電工グループが持続的に成長、発展し、グロリアス・エクセレント・カンパニーを実現するための絶対的な基盤です。
住友事業精神、Code of Conduct/行動規範に則った行動を、切に要望します。

上記の前提となるのが、心身の健康と、良好なコミュニケーションです。
心身の健康は、生活の質を高め、仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。
良好なコミュニケーションは、同僚や仕事上の関係者など、あらゆる対人関係構築の基盤であり、また多様な人材の特性や能力を最大限活かし、組織の競争力を高めるうえでも、必要不可欠です。
対面コミュニケーションも意識的に実施頂くなど良好なコミュニケーションへの工夫をお願いするとともに、相互に理解を深めて、活き活きと、働きやすい職場づくりに、全員で取り組んで頂きたいと思います。

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