05 November 2021
㈱アライドマテリアル 酒田製作所 ITER用タングステンモノブロック新量産ライン披露式典実施について
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)のグループ会社である株式会社アライドマテリアル(本社:東京都港区、社長:山縣一夫、以下 アライドマテリアル)は、同社 酒田製作所(山形県酒田市)のタングステンモノブロック新量産ライン敷設、10月稼働開始にあたり、新量産ライン披露式典を実施いたしますので、お知らせいたします。
本年7月に発表*1の通り、アライドマテリアルは国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構から、核融合実験炉イーター*2で使用する重要構成部品「タングステンモノブロック」を受注しております。今回の受注に対応するため、アライドマテリアルでは酒田製作所内に新たな建屋を建設し、新量産ラインを敷設、IoTを活用した生産効率化を徹底するなど、従来比8倍以上の能力増強を実現いたしました。
この度、新量産ラインの稼働開始を記念し、以下の通り披露式典を実施いたしますので、お知らせいたします。
<新量産ライン披露式典概要>
・日時:2021年12月3日(金)14時
・場所:アライドマテリアル 酒田製作所
・内容(予定):
-式辞 アライドマテリアル 社長 山縣 一夫
-来賓祝辞
-テープカット
*1
2021年7月20日発表
(株)アライドマテリアル 核融合実験炉イーター向け部品を受注
https://sumitomoelectric.com/jp/press/2021/07/prs063
*2
核融合実験炉イーター
「地上の太陽」と呼ばれる核融合エネルギーによる発電が、科学技術的に成立することを実証するための装置。装置の中核は、ドーナツ型の超高温プラズマとなっており、このプラズマの中で核融合反応が起こる。プラズマは高さが約7m、外径約16m、体積約800m3という大規模なものである。現在、我が国を含む7極(日本、欧州、米国、ロシア、インド、中国、韓国)の国際協力により、実証が進められている。