26 October 2021

当社社員が産業標準化事業表彰(産業技術環境局長賞)を受賞

このたび、経済産業省が実施する産業標準化事業表彰において、当社 パワーシステム研究開発センター 志賀信夫が令和3年度 産業技術環境局長賞を受賞しました。10月20日に都市センターホテルにて表彰式が開催され、表彰状が授与されました。

本表彰は、国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)における国際標準策定、国内規格(JIS)策定といった、標準化活動に優れた功績を有する個人、組織を表彰するものです。今回の受賞は、フロー電池に関するIEC国際規格、および、JIS国内規格の開発における功績が認められたものです。住友電工グループは2年連続の受賞となります。

 

奈須野産業技術環境局長(左)より表彰状を授与される志賀信夫(右)
奈須野産業技術環境局長(左)より表彰状を授与される志賀信夫(右)


技術環境局長賞

受賞者 パワーシステム研究開発センター 志賀 信夫
受賞内容 フロー電池に関するIEC規格、JIS規格の開発における功績


カーボンニュートラル実現のためには、電力需給を調整し再生可能エネルギーの普及を支える大型蓄電池が必要不可欠です。特にフロー電池は、蓄電システムの大容量化、大出力化に適しており、長寿命、発火の危険が低いという特長を有しています。一連の規格制定によって、フロー電池システムの性能や安全性を定量的かつ客観的に評価することができるようになることから、電力系統の安定化及び再生可能エネルギーの普及に資することが期待されます。当社では、蓄電技術の開発とともに、標準化活動も通じて、蓄電技術の普及、再生エネルギーの利用拡大に貢献してまいります。

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