11 March 2021
2月26日公表「集合住宅にも設置可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム『POWER DEPO®Ⅳ』を販売開始」の訂正とお詫び
2021年2月26日付で公表しましたプレスリリース「集合住宅にも設置可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム『POWER DEPO®Ⅳ』を販売開始」において、記載内容の一部に誤りがありました。以下の通り、訂正して改めてお知らせいたします。なお、訂正内容は文末に記載の(注)をご参照ください。ご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
集合住宅にも設置可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム『POWER DEPO®Ⅳ』の本格的な販売展開開始(注1)
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治 以下、当社)は、太陽光発電システムおよび電力会社の系統と連系可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム「POWER DEPO®Ⅳ」の本格的な販売を展開することといたしました(注2)。屋内設置が可能かつ太陽光発電システムが未設置でも使用可能なため、マンションを含めた集合住宅でもご使用頂けます*1。これまで販売してきたPOWER DEPO®Ⅲの小型・軽量といった特徴を継承しつつ、台風などの災害に伴う予測可能な停電に備える停電対策機能(緊急充電モード)を搭載し、電力レジリエンス(強靭性)の強化に貢献します。また、お客様の要望に応じた「筐体のスリム化による施工性の向上」などの新たな特徴も備えています。
脱炭素社会の実現に向けた効率的なエネルギー活用や非常時の備えの観点から、蓄電システムへの関心がますます高まってきております。特に、災害等で停電した際のエネルギー自立にもつながることから、政府や各自治体の方針の下、蓄電システムの各家庭での利用促進が図られています。
当社はこれまで、太陽光発電システムとの連携機能を持つ小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システムPOWER DEPO®Ⅲを販売してきました。そしてこのたび、これらの特徴を継承しつつ、以下の新たな機能・特徴を備えたリチウムイオン蓄電システム「POWER DEPO®Ⅳ」の本格的な販売を展開いたします(注3)。
なお、「POWER DEPO®Ⅳ」は、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)が公募する令和2年度 ZEH支援事業補助金支給対象機種として、登録*2が完了しております。
当社は、本製品の提供により、災害発生時等の停電への備えの充実と、各家庭におけるより効率的なエネルギー活用を支えてまいります。これによって、安心・安全な暮らしの実現および脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。
POWER DEPO®Ⅳの主な特長
1. 筐体のスリム化による施工性向上および設置必要スペースの削減
筐体のスリム化と冷却ファンレス化により、設置に必要な最小スペースがPOWER DEPO®Ⅲと比較し、幅方向では約30%減の210mm、奥行方向では約30%減の115mm削減しました。POWER DEPO®Ⅲで設置を諦めていたケースでも、設置の再検討が可能です。なお、本体重量は約52.5kgで、POWER DEPO®Ⅲと比較し、約5%の軽量化を実現しております。
2. 冷却ファンレス化による定期メンテナンスの工数を削減
POWER DEPO®Ⅲでは、本体内部のフィルターの定期メンテナンスが必要でしたが、POWER DEPO®Ⅳでは冷却ファンレスの構造を採用したことで、フィルターが無くなり、本体内部の定期メンテナンスの工数削減を実現しました。
3. リモコンの操作性を向上
POWER DEPO®Ⅲと同様に2台設置の機能を搭載。POWER DEPO®Ⅲを2台設置する場合、リモコンも2台必要でしたが、POWER DEPO®Ⅳは1台のリモコンで2台の本体操作が可能です。また、画面部分はモノクログラフィック液晶を採用し、POWER DEPO®Ⅲと比較し表示可能な情報量の増加および視認性向上を実現しました。
4. 停電対策の機能(緊急充電モード)を搭載
台風などの予測可能な停電に備え、簡単なボタン操作で電力を貯める*3ことが可能です。緊急充電モード開始後、蓄電池残量100%まで充電し、その状態を維持、24時間経過後に解除され設定前のモードに自動で戻ります。
5. 無料の見守りサービスを提供
当社の保守管理サーバーで稼働状況を見守っており、故障時には速やかな原因特定および対処を行うサービスを無料*4で行います。
*1 設置をご検討の場合は、事前に管理規約のご確認もしくは管理組合にご相談ください。
設置場所(共用部分等)によっては、事前申請等が必要なケースがあります。
*2 初期実行容量は2.8kWhで登録。POWER DEPO®Ⅲの初期実行容量は2.7kWhにつき、約4%容量が増加。
*3 定格電力(連系:1000W,自立:1500W)で充電容量0%~100%まで充電する場合、系統連系時は約3時間、自立運転時は約2時間かかります。
*4 ブロードバンドルーターおよびインターネット回線接続費用は、別途お客様負担となります。
※1 初期実効容量2.8kWh(JEM 1511による)。周辺温度や使用方法により変化する場合があります。
※2 定格電力(連系:1000W,自立:1500W)で充電容量0%~100%まで充電したときの時間。
※3 充電容量100%から定格出力(1000W)で放電したときの出力可能時間。
※4 充電容量100%から定格出力(1500W)で放電したときの出力可能時間。
※5 JIS C 8691に準拠した方法で算出。
※6 本体に内蔵された温度センサ計測値。周囲温度により出力を抑制する場合があります。
※7 屋外の場合は、重塩害・塩害地域や省エネルギー基準区分1/2/8地域(北海道・沖縄・離島等)を除く。
※8 定格出力運転時、A特性、装置正面1m、25℃時。
【2月26日公表プレスリリースからの訂正内容】
(注1)
<訂正前>
集合住宅にも設置可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム『POWER DEPO®Ⅳ』を販売開始
<訂正後>
集合住宅にも設置可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム『POWER DEPO®Ⅳ』の本格的な販売展開開始
(注2)
<訂正前>
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上治 以下、当社)は、2021年4月より、太陽光発電システムおよび電力会社の系統と連系可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム「POWERDEPO®Ⅳ」の販売を開始します。
<訂正後>
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上治 以下、当社)は、太陽光発電システムおよび電力会社の系統と連系可能な小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システム「POWERDEPO®Ⅳ」の本格的な販売を展開することといたしました。
(注3)
<訂正前>
当社はこれまで、太陽光発電システムとの連携機能を持つ小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システムPOWER DEPO®Ⅲを販売してきました。そしてこのたび、これらの特徴を継承しつつ、以下の新たな機能・特徴を備えたリチウムイオン蓄電システム「POWERDEPO®Ⅳ」の販売を開始します。
<訂正後>
当社はこれまで、太陽光発電システムとの連携機能を持つ小型・軽量の家庭向けリチウムイオン蓄電システムPOWER DEPO®Ⅲを販売してきました。そしてこのたび、これらの特徴を継承しつつ、以下の新たな機能・特徴を備えたリチウムイオン蓄電システム「POWER DEPO®Ⅳ」の本格的な販売を展開いたします。