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光ファイバの製造を通して情報通信網を支える

木村 遥

光通信事業部 ファイバ製造部

技能職・製造職(技術職)/横浜製作所/2020年入社/情報技術科卒

志望動機

就職活動中、住友電工の求人票やホームページを見て、福利厚生がしっかりしている点に惹かれました。その後、工場見学で社員同士の仲の良さや、世界を支える製品をつくっているのを知り入社を決めました。

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情報社会に不可欠な光ファイバの製造に携わる

光ファイバの製造工程の中で、お客様の注文どおりの長さにファイバ同士を接続する作業を担当しています。顕微鏡を覗きながら細かい作業を行う必要があるため、非常に高度なスキルが求められる仕事です。慣れない頃は、ファイバを断線させてしまうことがよくあり、何度も挫けそうになったことがあります。ですが、先輩方からのアドバイスをよく聞き、自分でも試行錯誤しながら作業を進めていくうちに少しずつうまくできるようになっていきました。私の今後の課題は、最終仕上げ工程を任せてもらえるだけのスキルを習得することです。これからも継続的に技術の習得に励み、住友電工の一員として社会に貢献し続けていきます。

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世界中の情報インフラを担うやりがいと責任

自分が担当している製品が国内外に出荷され、世界中の情報インフラを支えていることに大きなやりがいを感じています。ただ、それだけに自分の仕事に大きな責任が伴うことも事実です。私たちの製品が供給されなくなると、世界中の情報インフラが滞ってしまい、生活の根幹を揺るがす事態が発生しかねません。数多くの受注が寄せられたときには納期がタイトになりプレッシャーを感じることもあります。ですが、どれだけ大変な状況の中でも「自分たちの製品が、世界中の人たちの生活を豊かにしている」というやりがいや使命を胸に、特に安全面・品質面に細心の注意を払いながら作業に取り組んでいます。

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高校では資格取得や部活、アルバイトにも励む

工業高校の情報技術科では、プログラミングのソフトウェアの部分から、パソコンの組み立てといったハードウェアの部分まで幅広く学びました。学んだ知識やスキルを試すため、高校生合格率が30%といわれる難関の国家試験「ITパスポート試験」に挑戦し、無事に合格できたことは大きな自信になっています。また、部活動では山岳部でマネージャーとして、部員のための買い出しや、天気図の読み方や作成方法を身に付けるなど、部に貢献するために尽力。アルバイトではさまざまな年齢の方と関わることが多かったので、入社してから年齢が離れている先輩や上司とのコミュニケーションもスムーズに取ることができました。

<ある一日のスケジュール例> 

時間帯 内容
出社
(7:45)

8:30始業なので、7:45頃に到着する様に通勤しています。
更衣室で着替えた後は、引継ぎやメールを確認し、その後休憩室で同僚と話したり、ラジオ体操で身体を動かす準備をしています。

午前中
(8:30)
朝礼に参加し、そこで聞いた必要なことを工程にいる同僚の作業者などに伝え、日常点検を行ってから作業に取り掛かります。
昼休憩
(12:00)
食堂でお昼を食べた後は、休憩室で各々の時間を過ごしています。
午後01
(13:00)
腰痛予防体操を行った後、各工程に戻って作業再開。お昼明けで気が緩んでミスが出ることの無いよう、しっかり確認しながら作業を進めていきます。
午後02
(15:00)
午後の小休憩後も、作業ミスが無いように確認し、仕掛の量も考えながら作業を行っています。
退社
(18:30)

私の職場のシフトは18:30が終業時間ですが、作業や引継ぎの関係から残業することもあります。ですが、週に1回は定時で帰れるように調整をしています。