ケーブル接続の作業責任者としてチームをまとめながら工事に従事

森田 忍

電力プロジェクト事業部 地中線部

技能職・製造職(技術職)/大阪製作所/2008年入社/普通科

志望動機

就職活動を進める中、偶然住友電工の求人を見つけました。もともと機械を触るのが好きだったので、現場に出る機会が多そうな工事課の仕事に惹かれ面接へ。具体的な職務内容を聞き志望度が高まり入社を決めました。

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電力ケーブルの接続作業に国内外問わず携わる

発電所で発電された電気を送電するケーブルの接続作業を行う職場で働いています。ケーブルといっても家庭用とは違い、とてもサイズが大きい電力ケーブルを取り扱っています。具体的には、作業責任者をはじめ複数人でチームを組み、特別高圧ケーブル・超高圧ケーブルと呼ばれるケーブルの接続作業を実施。様々な接続方法を習得し、日本全国だけではなく海外現地に赴いて接続作業を行うことも珍しくありません。毎日のように環境・状況が変わる中で、状況に適応しながら安全・品質を維持していくために、私は作業責任者としてメンバーに安全・技術指導を行いながら業務に取り組んでいます。

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困難な仕事だからこそ完遂時の喜びもひとしお

ケーブルの接続作業は、同じように繰り返すようなケースは少なく、その場に応じた最適解を模索して接続作業を行う必要があります。そのための技術をひとつ習得するだけでも非常に時間がかかりますし、特殊技能が必要なことも。私自身、作業責任者という立場ではあるものの、まだまだ習得すべきスキルがたくさんあると感じています。ですが、大変な仕事だからこそ、技術を習得できたときの喜びもひとしおです。入社当時憧れていた先輩や上司が、どれほど努力をしてきたのか、人を指導する立場になった今痛感しています。これからもチーム一丸となって各種工事に取り組みながら、後輩の成長の助けとなれるような上司で在り続けたいと考えています。

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高校時代のアルバイトで自分の適性を見極める

学生時代は勉強以外ではたくさんのアルバイトを経験しました。自由に使えるお金が欲しかったからというのもありますが、一番の理由は、自分にはどんな仕事が向いているのかを知りたかったからです。飲食業での接客、引越し会社での作業をはじめ、いろいろな業種を経験する中で「体を動かすこと」「機械に触れること」が好きであることを再確認できたことが、今の工事課での仕事を志望した動機にもつながっています。また、アルバイトを通じて多くの人と出会い、いろいろな話を聞かせてもらえたことも本当に良い経験になりました。勉強との両立は大変でしたが、たくさんのアルバイトに挑戦して本当に良かったと思っています。

<ある一日のスケジュール例> 

時間帯 内容
出社
(8:10)
8:30分から朝礼をするため8:10分頃に出社して作業着に着替えます。朝礼までの間に同僚と休日の出来事などをしゃべりながら過ごしています。
午前中
(8:50)
全体朝礼後に各班ごとに別れて個別のミーティングを行います。ミーティングではその日の作業内容や注意する点を伝え、安全に作業が進むように打ち合わせします。現場に行くまでに準備が完了できるように日ごとの予定も打ち合わせします。
昼休憩
(12:00)
私の部署には食堂がないので自宅から持ってきたお弁当を食べています。食後のコーヒーを飲みながら同僚と雑談することが多いです。
午後01
(13:00)
昼からの作業内容を再度確認して、午後からも安全に作業できるようにミーティングを行います。午前中の作業進歩状況の確認も行います。
午後02
(15:00)
現場に持ち出す機材が正常に作動するか確認します。現場で使用する状況を考え、工事資材の長さや数量を考慮して準備します。
退社
(17:15)

終礼を行い1日の作業進歩状況を確認して、翌日以降の計画を班員に伝えます。