故障・災害ゼロを目指して生産設備の点検・修理に尽力
横田 隼人
株式会社ジェイ・パワーシステムズ 設備技術部
技能職・製造職(技術職)/茨城製作所/2017年入社/電気科卒
志望動機
世界中に製品を展開しており、グローバル化が進んでいる点に感銘を受けました。現代社会で不可欠な電力ケーブルを製造しているため、将来的に業績が安定し続けると思ったことも入社の決め手です。
常にイレギュラーを想定し保全業務に取り組む
私の職場は電力ケーブルを製造する生産設備の点検、修理を行う保全部門です。その中で私は、主に電気の保全関係の仕事を担当し、設備の故障ゼロを目標に、各種の点検を行うことがミッションです。故障の未然防止のため、異常を発見した際には速やかに原因を追究し、是正するよう努めています。同じ作業は少なく、常にイレギュラーが発生しやすいので、徹底的に安全に配慮することも不可欠です。作業者一人ひとりがコミュニケーションを取り合い、怪我を起こさないよう作業をしています。一人前になるには早くて10年はかかるといわれている職場ですが、1年でも早く一人前になれるよう、先輩方に教わりながら励んでいます。
部門や職種の垣根を越えてトラブルの原因を追究
保全とは、設備のトラブルや不調と常に向き合う仕事です。しかし、設備を見ているだけでは真の原因には辿り着けません。なぜなら現場作業者と話すことで初めて気付けることが多くあるからです。日々設備を操作している現場作業員にしか分からない繊細な異変をキャッチするには、細目な情報交換が不可欠となります。また、同じ保全メンバーと共同作業を行う際には、作業の安全確保のための声掛けや意思疎通が必須です。つまり設備に向き合うこととは、人と向き合い協力し合うことでもあります。さまざまな部門・立場の人たちとコミュニケーションを取り、トラブルに対応できた瞬間には大きなやりがいを感じます。
文武両道を目指し青春を謳歌した高校時代
高校は電気科に所属し、電気工事一種、二種、危険物取扱者乙種4種などを取得。資格取得のための勉強は大変でしたが、現在の仕事にも役立つので頑張って取得して良かったと感じています。文武両道を目標に、部活動ではソフトテニス部に所属。大会で大きな成績を残すことはできませんでしたが、高校3年のときには副部長として、引退の日まで精一杯活動しました。仲間たちと共に切磋琢磨し、汗を流した日々はかけがえのない財産だったと今も胸を張れます。学校や部活が休みの日には、友だちとカラオケやショッピングで羽を伸ばすなど「遊ぶときは遊び、やるときはやる」というメリハリのある学生生活を送っていました。
<ある一日のスケジュール例>
時間帯 | 内容 |
---|---|
出社 (8:15) |
朝のミーティングで、本日の業務内容の確認や設備状況の説明など行います。 |
午前中 (9:00) |
製造作業者と協力して設備の停止点検。 過去に故障した所の点検や消耗品(ベルトや電気機器)等の点検をします。 |
昼休憩 (12:00) |
昼食を食べた後は、先輩と雑談して過ごすことが多いです。 |
午後01 (13:00) |
稼働中の設備の点検。 サーモカメラ等を使用して電気機器の目視・聴音・温度の点検を行います。 |
午後02 (16:00) |
本日の作業内容をまとめ、報告書等の作成します。 |
退社 (17:15) |
トラブルがあれば残業し、なければ定時退勤。 |