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生活インフラに欠かせない半導体の製造工程で班長を担う

中井 完爾

光デバイス事業部 製造部

技能職・製造職(技術職)/横浜製作所/2010年入社/普通科卒

志望動機

高校時代、先生に「同じ高校の先輩が多く勤めている」と聞いたのが住友電工を知ったきっかけです。事業や企業理念に感銘を受け、中でも「萬事入精 何事も誠心誠意尽くす」という精神に特に魅力を感じました。

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作業者 兼 管理者として半導体の製造に取り組む

光デバイス事業部 製造部では、世の中のさまざまな生活インフラに欠かせない半導体を製造しています。私の職場では、ウエハと呼ばれる円盤の基板上に薬品やガス、金属などを用いてさまざまな回路を形成しています。私は基板の加工も行いますが、班長として日々の進捗管理、トラブル対応や人員配置など、主に管理面の業務を担っています。班長は黙々と自分の作業をこなすだけではなく、現場作業者や事務作業者、設備補修者、納期管理者など多様な人たちとの情報共有やコミュニケーションが求められる立場です。より良い職場環境の実現や作業の効率化を図るために、トップダウンとボトムアップのさらなる強化を意識しながら業務に取り組んでいます。

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快く協力し合える関係性が不測の事態を乗り切る力に

半導体は完成するまでに非常に多くの作業が必要なため、ひとつのトラブルでスケジュールが大幅に乱れ、納期までに作業を完了できない恐れが出てきます。それだけに、トラブルなく進んだときや、イレギュラーへ適切に対応できたときには大きな達成感が得られます。また、職場メンバー全員で一致団結し、問題解決を図れたときにもやりがいを感じます。予期しない出来事が発生した際には、トラブルの早期解決、休日出勤や残業による対応が不可欠です。そうした際には現場作業者、事務作業者、保全補修者の協力が必要となるので、日々の立ち振る舞いやコミュニケーションを大事にしています。

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礼節を知り忍耐を培った高校時代の部活動

高校は普通科で、文武両道を目指して学生生活を送っていました。学生の本分である勉学に励むのはもちろん、部活動のバレーボールでは全国制覇を目標に掲げ、仲間たちと切磋琢磨する日々を過ごしました。部活を通じて辛いことを乗り越える力を培うことができ、現在の仕事でもそうした力が生かせる場面は非常に多いと感じています。また、礼節を重んじる部活でもあったので、入社間もない頃でも先輩方へ失礼のない挨拶や話し方ができていたと自負しています。小学校から続けてきたバレーボールを、今でも社内活動で続けています。住友電工のバレーボール活動が非常に活発だと入社前に知ったことも、実は入社の決め手のひとつです。

<ある一日のスケジュール例> 

時間帯 内容
出社
(7:50)
8:30始業なので、7:50には自分の席に着けるように通勤しています。
出社後は夜勤者からの引継ぎや、その日の連絡事項を自分なりに纏めて、8:30からの朝礼で掛員に情報展開出来るように準備を進めています。
午前中
(8:50)
毎日のルーティーンワークを熟した後は、その日に追加になったイベント事を確認し必要であれば掛員に展開します。トラブルの状況を確認し、保全・スタッフ・生産管理課と相談、調整を行い掛員に展開します。
昼休憩
(12:00)
製作所内にある食堂に食事を取りに行きます。職場から片道7分程と良い運動です。
食事の後は、職場の人とプライベートの話しをしたり、午後からの仕事の確認を行います。
午後01
(13:00)
設備・生産関係の会議を行いました。そこで挙げられた情報や問題を関係者に周知したり、対応をお願いしたりします。
午後02
(15:00)
突発での緊急会議へ参加しました。今後の対策が決まるまで会議を続けたので1.5時間ほど打ち合わせを行いました。
退社
(20:30)

終業時間は17:15ですが、緊急案件などがあった事で、自分自身の仕事のノルマを達成する必要があった為、この日は20:30まで残業となりました。残業の甲斐あり本日のノルマはクリアです。