情報ネットワーク
研究開発センター
超高速、超低遅延、高信頼性を実現するための、光システムや無線システムの研究開発を行っています。また次世代の交通管理システムやMaaSシステム実現のために、AIや車両プローブ情報を活用するシステムの研究開発を行っています。これらの融合領域として交通流計測のための無線センサの研究開発も行っています。
光システム
超高速、超低遅延、高信頼性光ネットワークシステム
年々増加するブロードバンド需要とIoTや5G、自動運転などの新しいサービスを支えるための研究開発を進めています。現行サービスより10倍高速なFTTH(Fiber to the Home)サービスを実現する10G-EPON*装置とその光部品、および超低遅延かつ高信頼なサービスを実現するイーサネットアクセス装置の開発に取り組んでいます。
*10G-EPON:10 Gigabit Ethernet Passive Optical Network
無線システム
産業用5G端末装置、インフラミリ波レーダ
2020年にサービスが始まった5Gは、超高速、超低遅延、高信頼性等の特徴があり、IoT社会における総合的なICT基盤として期待されています。そこで5Gを工場IoTなど産業向けに活用する5G端末装置を開発しています。
実用化が急速に進んでいる自動運転を実現するためには、高性能なインフラセンサが欠かせません。 当社のミリ波レーダ技術をインフラセンサ用途に適用し、車両の位置と速度を精度よく検出するインフラミリ波レーダを開発しています。
モビリティシステム
次世代交通管理システム、MaaS向け配車計画システム、コネクティッドカー車載アプリ管理システム
安全・安心で地球環境に優しい交通社会の実現を目指し、次世代交通管理システム、MaaS向け配車計画システム、クラウドとの協調による車載アプリ管理システムの開発を進めています。
車両の位置・速度などのプローブ情報をAIで処理して信号機制御を行うシステム、動態管理・配送計画技術を活用したMaaS向け配車計画システム、配車の需要を予測するシステム、配車計画と配送実績の差異を分析するシステム、およびセキュリティインシデントの検出や未然防止の機能を備えた車載アプリ管理システムの研究開発を進めています。