自動車の電動化により冷却用途が増加する中で焼結部品の特徴(多孔質 、強磁性体、ニアネットシェイプ等)を生かし、熱マネジメントシステムの効率化に貢献します。

熱マネジメントシステム
熱マネジメントシステム
想定されるニーズ 対象用途 当社ソリューション
電気部品の冷却高効率化 インバータ・PCU・バッテリー 多孔質金属材ヒートシンクによる冷却機能の向上
コンプレッサーの高出力化 コンプレッサー 粉末冶金法の適用によるスクロール大型化へのニアネット対応
モータの高出力化・小型化 モータ アキシャルモータのご提案
ウォータポンプの高圧化 ウォータポンプ 内接歯車式オイルポンプのご提案
オイルポンプの流量増加 内接歯車式オイルポンプ オイルポンプロータ独自歯形による流量増加

当社技術応用例

アキシャル電動ポンプ (アキシャルギャップモータによる電動オイルポンプ)

自動車の電動化に伴い、熱マネジメントシステムの高効率化のニーズが一層高まっている。 その中で電動オイルポンプの高効率化・小型軽量化に向けて当社の技術であるアキシャルギャップモータと内接歯車式オイルポンプを組み合わせたアキシャル電動ポンプを開発。 アキシャルギャップモータの構造上の特長である中央部分のスペースにオイルポンプを配置することにより、オイルポンプの小型・薄型化を実現可能。モータ・オイルポンプの開発力によりお客様のニーズに合わせた電動オイルポンプの提案並びに評価支援も可能。

【想定用途】潤滑/冷却/油圧用オイルポンプ

アキシャルポンプ2
アキシャルポンプ1

アキシャル電動ポンプとは

モータコア内側にポンプを配置
 ①ラジアルモータ式ポンプ比で40%の薄型化が可能
 ②モータへ自己冷却機能を付与  

アキシャル電動ポンプの開発支援体制

熱マネ

設計技術

構成部品すべて(モータ、ハウジング、オイルポンプ等)の自社設計提案可能

熱マネ2

評価技術

主要評価実施可能

評価項目
・吐出性能評価 (40~120℃) 
・吸込み性能評価 (-30~120℃) 
・NV評価 (周波数解析等) 
・耐久評価

熱マネ3

評価実績

(社内モデル品 油温 80℃ 油圧 0.15MPa 油種 ATF)

アキシャルギャップモータ

関連技術情報

圧粉磁心を活用したアキシャルギャップモータ

アキシャルギャップモータは、従来の一般的なラジアルギャップモータと比較して、性能(トルク,最高効率)同等で軽薄化を達成しており、薄型領域で出力密度と効率に優れています。

アキシャルギャップモータの詳細を見る