03 October 2025
安定加工を実現する「SEC-突切りバイト GLC型」に経済性に優れた新たな鋼ホルダを拡充
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下「当社」)は、自動車部品など多様な機械部品の突切り加工、および深溝入れ加工に最適な「SEC-突切りバイト GLC型」のラインアップに、新たに経済性に優れた鋼ホルダを加え、2025年11月より販売を開始します。
2025年5月に販売を開始した「SEC-突切りバイト GLC型」は、自動車部品をはじめとする各種機械部品の大径突切り加工における安定加工のニーズにお応えしてきました。
このたび、既存ラインアップの超硬ホルダGLC-C型に加え、工具寿命や生産効率向上のニーズに応え優れた経済性と加工安定性を両立した鋼ホルダGLC-S型を拡充します。さらに、航空機部品に使用される耐熱合金などの難削材加工において高い安定性を実現する、内部給油式の鋼ホルダGLC-SJ型も併せて展開します。

1. 特長
(1) 優れた加工安定性
新設計のホルダ形状を採用、強固にインサートを固定することで、従来品より工具の異常振動を抑制しさらなる安定加工を実現、最大突切り径Φ100mm(溝深さ50mm)の加工に対応。
(2)抜群のインサート寿命
GLC-SJ型は内部給油により抜群のインサート寿命を発揮、ランニングコストを低減し、経済性も向上。また、難削材加工用材種AC5015S、AC5025Sをラインアップに加え、難削材加工においても高い耐久性を実現。
(3)良好な操作性
1つのレンチで迅速にかつ高精度にインサートの交換ができ、作業効率が向上。
2. ラインアップ
・鋼ホルダ GLC-S型 8型番
・鋼ホルダ(内部給油式) GLC-SJ型 8型番
・内部給油用ツールブロック SBU-J型 3型番
(ご参考)
■2025年3月31日リリース 安定加工、工具の長寿命化を実現 「SEC-突切りバイト GLC型」を開発、販売開始
https://sumitomoelectric.com/jp/press/2025/03/prs046