インドネシア下水処理場向けに過去最大規模の水処理膜モジュールを受注

インドネシア共和国は世界第4位の人口(約2.7億人)を抱え、経済成長が続く一方、人口1,000万人を超える首都ジャカルタ特別州では下水道の普及率が低いため、水質問題が深刻化しています。そのため、下水処理区を15区に分けて段階的に下水道整備を進める「ジャカルタ汚水管理マスタープラン」が策定されています。

特に人口密度が高く商業施設が多い第1工区においては、用地の制約が厳しい中、水量240,000㎥/日(計画人口:124万人)を処理する下水処理場が必要です。このため、省スペースかつ高い処理性能を実現する膜分離活性汚泥法(MBR)*が下水処理プロセスとして選定されました。今回、当社はMBRに対応する設備として、PTFE製ポアフロン®中空糸膜モジュールを受注しました。

*膜分離活性汚泥法(MBR:Membrane Bio Reactor)下水や工場排水の浄化に有効とされる「活性汚泥法」の一つで、微生物(活性汚泥)によって排水中に含まれる有機物を分解処理された水と、同じく排水中に含まれる微粒子および、微生物自体との分離を、ろ過膜を使って行う方法

下水処理場完成予想図 JFEエンジニアリング(株)ご提供
下水処理場完成予想図 JFEエンジニアリング(株)ご提供
下水処理場完成予想図 JFEエンジニアリング(株)ご提供

プレスリリース

詳しくはこちら

SNSシェア