![世界初の技術を待つ人たちのもとへ〜海を渡る400kV直流XLPE絶縁ケーブル〜](/jp/sites/japan/files/styles/crop_sei_cp_1920x480/public/2022-07/interviews/id03_img_01.jpg?h=423ade1d&itok=YTGt4yZ-)
世界初の技術を待つ人たちのもとへ〜海を渡る400kV直流XLPE絶縁ケーブル〜
![Nemo Link社 プロジェクトディレクター マイク・エルマー氏](/jp/sites/japan/files/styles/crop_sei_cp_360/public/2022-07/id03_img_08.jpg?itok=2rKJdtwA)
Nemo Link社 プロジェクトディレクター マイク・エルマー氏
ヨーロッパでの実績のない住友電工グループに決定したのは、契約条件で合意したこともありますが、交渉を重ねるうちに、プロジェクトを必ず完遂させるという“決意”を感じたからです。以前視察した工場では、もっとも大切なケーブル製造のマネジメントも完璧でした。400kV直流XLPE絶縁ケーブルを世界で初めて採用するのは不安もありましたが、環境面を重視するヨーロッパの市場にマッチした製品でした。ですから、私たちは、メーカーが時間や開発費をかけた新製品を世に出す義務があると思いました。
プロジェクトがスタートしてからも、すべての面でチャレンジングであり信頼を感じます。議論をしても、つねにイエスという会社ではない。ノーということもありますが、必ず理由を説明し代案を出してきます。それはとても重要な点です。住友電工グループとは長期的な関係を築いていきたいと思っています。
![視察に訪れたベルギーELIA社の方々。整然と進む船積み作業に見入っていた。当社からは常務取締役 中野高宏(右から3番目)やNemoプロジェクト推進室室長の浅井晋也(一番右)が同行](/jp/sites/japan/files/styles/crop_sei_cpn_916x331/public/2022-07/image_illustration_boxed_lg_cpn/id03_img_09.jpg?itok=PkX-V3Vz)
視察に訪れたベルギーELIA社の方々。整然と進む船積み作業に見入っていた。当社からは常務取締役 中野高宏(右から3番目)やNemoプロジェクト推進室室長の浅井晋也(一番右)が同行
![海底ケーブルを敷設するトレンチングマシン「T3200」](/jp/sites/japan/files/styles/crop_sei_cp_360/public/2022-07/id03_img_11.jpg?itok=BxZPwfFZ)
海底ケーブルを敷設するトレンチングマシン「T3200」
DeepOcean 社は、沖合へのケーブル運搬を専門の事業としています。
このプロジェクトには、昨年建造した当社独自の敷設船や機材の運搬船、さらには、ケーブルを埋設するトレンチングマシンなど他にはない設備を使用します。海底から3m掘削してケーブルを埋設していく工事です。すでに敷設されている別のケーブルを交差させる技術が求められます。想定外の困難も待ち受けるでしょう。
私たちにとってもスケールの大きなプロジェクトであり、確実に成功させるためにチーム全員の士気を高め取り組んでいます。
![DeepOcean社 シニアプロジェクトマネージャー ダニー・ケルカー氏](/jp/sites/japan/files/styles/crop_sei_cp_1108/public/2022-11/products/Illustration_Img_all_asp_fxh/id03_img_10.jpg?itok=dDi7ISxS)
DeepOcean社 シニアプロジェクトマネージャー ダニー・ケルカー氏
![イギリスに向け出航した、400kV 直流XLPE 絶縁ケーブルを載せた貨物船](/jp/sites/japan/files/styles/crop_sei_cp_1680x560/public/2022-07/products/full_width_img_tall_landscape/id03_bg_bottom_7.jpg?itok=SrvH_dwj)
イギリスに向け出航した、400kV 直流XLPE 絶縁ケーブルを載せた貨物船