取り組む社会課題
住友電工グループは、ステークホルダーおよび当社グループそれぞれにとっての重要度を評価し、注力する社会課題を特定しています。特定した社会課題に対しては、グループの総力を結集したイノベーションによる価値の提供と、基盤強化に向けた取り組みを通じて、課題解決への貢献を果たし、その結果として当社グループの持続的成長を図ります。
検証プロセス
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1. 社会課題の抽出
SDGsの169のターゲットおよびGlobal Risks Report2020のGlobal Risksから整理した社会課題と、当社グループが認識している社会課題を集約。そこから、当社グループの事業との親和性を判断し、評価対象とする社会課題を決定。
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2. 住友電工グループの事業視点での評価
経営戦略・22VISIONの施策を踏まえ、「モビリティ」「エネルギー」「コミュニケーション」の3つの重点分野およびコーポレートの視点で、当社グループにとっての重要度を評価。
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3. ステークホルダー視点での評価
取引先のサステナビリティ情報およびESG格付調査項目に基づき、社会課題の重要度を評価。
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4. マテリアリティ分析(重要課題の特定)
評価の結果、ステークホルダーと当社グループ双方にとって重要度の高い社会課題を抽出。そこから、内容の類似性を考慮して11項目に整理したものを「当社グループが注力する社会課題」として特定。
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5. 経営層の承認
経営会議および取締役会にてマテリアリティ分析の妥当性を確認し、検証結果を承認。