交通インフラを支える電子機器の製作を担う
井上 愛美
住友電工システムソリューション株式会社 システム製造部
技能職・製造職(技術職)/大阪製作所/2021年入社/電気科卒
志望動機
住友電工の製品が日常生活の身近な場面で使われているのを知り興味を持つ。また、グローバルな仕事に関心があったため、国内外に製品を展開している点も入社の決め手になりました。
安全・快適な交通環境に貢献する機器を製作
私の職場では、交通管制システム機器の他、高速道路や変電所向けのインフラ機器の製造を行っています。これらの機器は、交通量などの情報を収集・処理・提供することで、交通事故防止および渋滞を緩和につなげる役割を担っています。その中で私は、プリント基板への部品の取り付け、組立、検査などを担当しています。経験が浅いこともあり、スムーズに業務を進められないことが多く、特に半田付け作業では部品や環境で馴染みやすさにバラつきがある点に難しさを感じています。また非常に多くの項目をチェックする検査もあり、一瞬たりとも気が抜けません。まだつたないところは多いですが、先輩からアドバイスをいただきながら日々業務へ真摯に取り組んでいます。
多くの人の快適な暮らしに貢献できるやりがい
私の担当製品は、一品一様のものが全体の過半数を占めます。更に多品種でもあるので、毎週のように違う製品を扱うことが特徴です。製品に合わせて使う道具や設備が異なるので、それぞれの使い方や仕様を把握し、適切に作業を進めていく大変さを実感しています。ですが、私の手によって作られる製品が、世の中の多くの人たちの暮らしを支える一端になっていると思うと、大変さを遥かに凌ぐほどの大きなやりがいを感じます。万が一製品に不具合があれば、人命に関わる大きな事故につながる可能性があるので、万が一を絶対に起こさないことを意識し、普段から入念に確認作業を行うよう強く意識しています。
高校で培ったコミュニケーション能力を活かす
私は電気科出身ですので、高校時代に力を入れていた資格や検定の勉強・スキルを活かせる機会が非常に多いです。また、勉強だけではなくクラブ活動や生徒会活動にも積極的に取り組んでいました。どちらの活動においても先輩や後輩との意思疎通や連携を頻繁に行う必要があったため、3年間を通じてコミュニケーション能力がとても身に付いたと感じています。特に生徒会活動で全校生徒の代表の一人として、さまざまな行事の運営を手掛けたことは、かけがえのない経験となっています。社会人になってから、世代も役職も異なる多くの人と意思疎通して仕事を進める機会が増え、高校時代に培ったコミュニケーション能力は大きな武器になっていると感じています。
<ある一日のスケジュール例>
時間帯 | 内容 |
---|---|
出社 (8:00) |
8:30始業なので、8:00頃に到着するように通勤しています。製作所で着替えた後は、休憩室でのんびりしています。 |
午前中 (8:30) |
朝礼後、班で一日の業務内容の確認、KY活動を行い、持ち場に移動して作業を開始します。光伝送機器の製作を教えてもらいながら進めていきます。 |
昼休憩 (12:00) |
製作所の食堂で昼食をとり、その後は、先輩と趣味の話をしたりします。 |
午後01 (13:00) |
午前中の続きを再開し、それが終わった後は、組立配線に移ります。 |
午後02 (15:00) |
製作した機器の検査を行います。チェックシートに沿って1動作1チェックを心掛けます。 |
退社 (17:30) |
作業場の片づけ、日報に記入を行い退勤します。 |