モノづくりの高能率化を実現する3つの切削工具を新たに開発、販売開始
機械部品加工において、リードタイム短縮、加工コスト低減を実現するにあたり、切削工具に対しては高能率化や長寿命化の要望が益々高まっています。これらのニーズに応えた、モノづくりを実現する3つの新製品の切削工具をご紹介します。
①鋼旋削用コーティング新材種「AC8020P」
自動車、重電、鉄鋼、建設の機械部品加工において「鋼旋削加工」の高能率化に最適なインサート。
耐チッピング性は従来比2.5倍以上に向上し、特に中高炭素鋼の高能率加工において優れた安定性と長寿命を実現します。
耐チッピング性は従来比2.5倍以上に向上し、特に中高炭素鋼の高能率加工において優れた安定性と長寿命を実現します。
②難削材旋削用コーティング新材種「AC5005S」
航空機や医療産業分野での機器部品加工において、耐熱性や耐食性に優れることから多く用いられる、Ni(ニッケル)基、Co(コバルト)基、Ti(チタン)合金などの難削材の加工に最適なインサート。「難削材旋削加工」において、従来比1.5倍の高能率で、工具交換頻度の低減と工具使用量の低減が可能となり、加工コストの削減に貢献します。
③粗加工用高送りカッタ「SEC-スミデュアルミル®DMSW型」
自動車や航空機、造船、産業機械、金型分野などの様々な加工に対応可能な、高能率・粗加工用高送りカッタ。
高度なインサート造形技術により実現できる、複数の円弧が連なった複合円弧形状の切れ刃形状により、超高送り・高切込みの高能率加工に対応、優れた面粗さを実現します。工具突出し量が長い加工でも、びびりが発生せずに安定した加工が可能です。