
マグネシウム合金部品
幅広い用途に利用できる金属新素材「マグネシウム合金AZ91板、プレス部品」
マグネシウム合金は鋼より75%以上、アルミニウム合金より30%以上も比重が小さく、構造材に用いられる金属として、最も軽量な素材です。
当社のAZ91マグネシウム合金は、マグネシウムにアルミニウムを約9%、亜鉛を約1%を添加し、マグネシウムの弱点である耐食性を向上した材料です。
アルミニウムの含有量が9%になると実用上十分な耐食性や強度を得ることができますが、成形加工性が劣るため、従来はダイカストなどの鋳造部品として電子機器や自動車等で使用されてきました。
当社は、これまで培った金属材料の素材製造技術と加工技術を駆使し、AZ91合金を世界で初めて板材化することに成功しました。このAZ91合金板は均一微細な結晶構造なため、従来の鋳造部品と比べて優れた特性を有しています。
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引張強さが約1.5倍高い。
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伸びが約3倍となり、壊れにくい。
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表面が平滑で様々な塗装、加飾が可能。
現在は、独自のプレス成形加工技術等により、AZ91合金板を様々な形状のプレス加工や金属調などの高級感がある加飾加工を施し、広い分野への展開を進めています。

当社AZ91プレス部品の軽量筐体サンプルです。

ダイヤカットロゴ加工の金属質感加飾事例です。

ノートPC筐体の金属質感加飾事例です。

当社AZ91プレス部品に様々な塗装を施した名刺ケースです。

板材を曲げて製作した、高強度な軽量梁部品の事例です。
